hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

北海道流氷観光・十勝帯広~層雲峡・氷瀑まつり

2016-02-22 | 国内旅行


とかち帯広空港(車窓より)

飛行機は定刻通りとかち帯広空港に着き、
空港では現地の添乗員さんとバスガイドさんが出迎えて下さいました。
ツーリズムの旅のしおりには、一日目の日中の見学は
然別湖の「しかりべつコタン」のみとなっています。
8時半からの長い時間をどのように過すのだろうと思っていたのですが、
添乗員さんから幸福駅と帯広市内見学が追加されました。



行程
2月18日(木)
羽田空港(JAL573)6:55とかち帯広空港8:30幸福駅9:00~9:20
帯広市内見学10:00~12:00然別湖1:20~2:00
糠平3:05~3:30休憩層雲峡温泉4:40着(泊)層雲峡氷瀑まつり:各自or



幸福駅
ひところ「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズと共に大ブームとなった幸福駅。
テレビ各局で度々取り上げられていたことが、つい最近のことのように思い出されます。
幸福駅のある旧国鉄広尾線は現在廃線となりましたが、鉄道公園と整備され、
木造駅舎、板張りのプラットホーム、ディーゼルカー2両が当時のまま展示されています。
また、4月下旬から9月下旬にかけてウェディング体験のできる
幸福駅ハッピーセレモニーが開催され
中国からわざわざ結婚式の「前撮り」に来られたカップルもいるそうです。



駅舎の内側にも願い事が書かれた切符が隙間なく貼られていました。



ディーゼル車



幸福の鐘



周りの景色も綺麗です。



帯広駅北口
帯広と言えば夫の大好きな豚丼と六花亭本店があることぐらいしか
知らなかったので、突然2時間のフリータイムを与えられても、
正直どこを見て良いのかわからず戸惑いました。
(一応バスで簡単に通りを案内して頂きましたが)

またこの日の昼食はバス移動中に車内で食べるので、予め用意しておくよう
旅のしおりに書かれていたので、簡単なお昼でしたが用意してあり、
私の性格上捨てる事はできませんでした。
しかしこれだけ時間があったら、当地で温かい昼食をとることも出来ました。

六花亭本店の喫茶室には添乗員さんが希望者だけ案内して下さいましたが、
お友達は現地のスーパーが見たかったようですし、
今の私は特にスィーツには興味がありませんでした。
結局少しだけ市内を歩き、駅構内のパン屋さんの前の椅子に腰掛け、
温かい飲み物を注文してお昼を食べ、時間を潰しました。
添乗員さんはとても良い方で、何一つ落ち度はないのですが、
企画の段階で、もう少し現地と連絡を取り合って欲しいと思いました。

不満はこれくらいにして、バスから降りて感じたことは、
帯広の暖かさでした。10時の時点で気温が8度あったそうです。
雪も思ったより少なく、これが冬の北海道?と思ったほどでした。



可愛いカレーレストランでしょう。
バスガイドさんのお話しですと、帯広ではカレーを自宅で作る方が少なく、
お鍋を持ってカレーショップに買いに行くそうです。
お値段もとてもお安く、美味しいのだそうですよ~



北キツネ(車窓より)
然別湖に行く途中見ました。
人が餌を与えているらしく、バスや自動車を見つけると
近づいて来るようです。
エゾシカの雄(角が生えている)や雌も見ましたが
写真には収められませんでした。



除雪車(車窓より)



然別湖「しかりべつコタン」
然別湖は大雪山国立公園にある唯一の天然湖で、
北海道で最も標高の高い場所(標高810m)にある湖です。
コタンとはアイヌ語で「村」のことだそうです。



氷と雪で出来たかまくらのような家(イグルー)が点在しています。

イグルーは湖上に降り積もった雪を固め、数万個の雪のブロックを作り、
それを積み上げて作った家だそうです。
右端のイグルーは氷上露天風呂で、水着姿の女性が入浴しているようでした。
高血圧の私はとても真似できませんが、感動も大きいでしょうね。



アイスバー
昔、テレビのニュースで紹介されていたことを思い出しました。
昼間はカフェとして温かいドリンクも楽しめるそうです。



コタンには湖上宿泊体験のできるアイスロッジなどもあるそうです。
極寒地用シュラフを身にまとって寝るそうですが、
星空のウオッチングも楽しいでしょうね。



ホテルの部屋から。
下を流れるのは石狩川です。

1泊目の宿は層雲峡温泉の朝陽リゾートホテルでした。
12畳の和室と窓辺の2畳ほどの板の間には、テーブルとイス2つが置かれた
ごく平凡なお部屋でしたが、昭和の雰囲気がただよい寛げました。



食事を済ませた後、歩いて「層雲峡氷瀑まつり」に行きました。
雪が降っていたので、出かけた人は少なかったようです。

服装はヒートテックの長下着2枚、カシミアのハイネックセーター
ゴアテックの雨具上下 ネックウォーマー、耳まですっぽりの毛糸の帽子。
下はヒートテックのズボン下、暖かい膝下ソックス 
その上に膝上まであるレッグウォーマー 、スノーシューズ。
これだけ着こんで出かけたので、結構吹雪いていましたが寒くはありませんでした。



氷瀑まつりが始まってもう41年にもなるのですね。
極寒の中、石狩川の水をくみ上げて凍らせ、長い時間をかけて
ドームやトンネルを作るそうです



滑りやすいので、足元に注意しながら、
迷路のような氷瀑の中を歩いてみました。
風が入ってこないので、それほど寒くありませんでしたよ。
巨大なつららにはビックリしました。



ローマにある「真実の口」をイメージして作ったのでしょうか。
私は手を入れる勇気はありませんでしたが…



氷瀑神社
お賽銭箱の上の氷像には小銭がぺたぺたと貼り付けられています。
多くの方が幸せを祈願したのでしょうね。



まるでオーロラのよう。
幻想的な氷のイルミネーションにうっとりです。

8時から花火が打ち上げられるとのことでしたが、
花火は5分間だけで、雪も酷くなったのでホテルに帰りました。

温泉は硫黄臭の少し残る白濁の湯で、露天風呂にも入り、
リラックス出来ました。



お食事は夕食も朝食もバイキングでしたが、品数が多く美味しかったです。

尚、この日の万歩計は12115歩を示していました。
コメント (14)
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