hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

「モネ、風景を見る眼-19世紀フランス風景画の革新」展

2014-03-08 | 美術館・博物館・展覧会


会期をあと2日残すだけとなった3月7日、
東京・上野の国立西洋美術館で開催されている、
「モネ 風景をみる眼~19世紀フランス風景画の革新」
へ行ってきました。

お友達と上野公園口の改札で待ち合わせ、
会場に着いたのは午前10時。
チケット売り場には行列が出来ていました。
やはり日本人にモネは絶大な人気があるようです。



この展覧会は箱根のポーラ美術館と東京の国立西洋美術館が
共同で企画したもので、
すべて2つの美術館所蔵の作品だそうです。

入場者は20万人を超え、この日から最終日まで
閉館時間が8時まで延長されていました。

モネの作品は「睡蓮」「積みわら」など35点。
マネ、ピサロ、ゴッホ、ルノワール、セザンヌ、シスレー、
エミール、ゴーガン、ピカソ等、近代絵画の名作も合わせて
およそ100点が一堂に展示されていました。



大キャンバスに描かれた2つの睡蓮、
上はポーラ美術館所蔵(1907年作)
下は西洋美術館所蔵(1916年作)のものです。

上は色彩が淡く優しい感じが、下は色彩が濃く、
迫力がありました。

二つの作品を同時に見比べられるなんて、
もう二度とないでしょう。



(1) 現代風景のフレーミング (2) 光のマティエール
(3) 反映と反復 (4) 空間の深みへ
(5) 石と水の幻影、の5部で展覧会は構成されていました。

初めのうちはカメラの風景写真の勉強になるかと、
主題をどのような構図で収めているかに
興味を持ち、ちょっと覚めた眼で見ていましたが、
点描画あたりから、絵心もないのに
こんな描き方だったら、私にも真似できるかしら等と
大それた事を考えてしまいました。



「クロード・モネが風景を描くように、肖像を描きたい!」 ゴッホ
コメント (18)
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