徳川家康は、こう語っている。
『勝つことばかり知りて、負くることを知らざれば、害その身に至る』(東照宮遺訓)
負けを知らない人は、傲慢になる。
それは、ある種のエリートだったり、若くして成功した人たちに多い。
人間の運不運は、負けた時の対応でわかる。
失敗したり負けたとき、人のせいにしたり、愚痴や泣き言をいったり、怒鳴り散らしたりするようでは、到底運は巡ってこない。
反対に、負けをゲームのように楽しんだり、ニッコリと笑顔で受け止め、不運に感謝までするような人には、やがて運やツキがやってくる。
多くの成功者は、成功より負けの数の方が圧倒的に多い。
それだけ多くチャレンジしているからだ。
「家康の勝率は、73戦56敗」
たとえ負け続けたとしても、人生は最後に勝てばいい。