杉万(下記参照)によれば、いわゆる「社会的構成主義」は、広義の生理的因果メカニズムの追求に対するアンチテーゼとしての意味をもつ、とされているようだ。しかし、私見では少なくとも現代の知覚研究においては、現象は脳身体系と外界との関係の中で科学的メカニズムによって説明されようとしているのではないか。したがって、彼の「心を内蔵した肉体」という批判は一面的であるように思う。
References
杉万俊夫 「心理学論の新しいかたち」(誠信書房、近刊)
http://www.users.kudpc.kyoto-u.ac.jp/~c54175/research/theoretical_study/T-012.htm
References
杉万俊夫 「心理学論の新しいかたち」(誠信書房、近刊)
http://www.users.kudpc.kyoto-u.ac.jp/~c54175/research/theoretical_study/T-012.htm