コンクールにおける審査の視点、取り組む若者や指導者への示唆など、すぐれた論評がなされており、現代における演奏芸術について考える好機を与えてくれる。
第3次予選で1951年以降現代までの作品を1曲取り上げることをもとめたことは彼の見識であろう。プロフェッショナルとして仕事に取り組む姿勢は、「せいぜいラヴェルやバルトーク・ストラヴィンスキーの作品で、お茶を濁す」ような安易さとは相容れない。
何を自分のレパートリーとして選び、どのように勉強をすすめるかという問題は、演奏芸術の世界に限らない。
Reference
園田高弘 2002/12 --- 第18回園田高弘賞ピアノ・コンクールを終えて! ---
http://www.music.co.jp/~evica/con/con18.html
第3次予選で1951年以降現代までの作品を1曲取り上げることをもとめたことは彼の見識であろう。プロフェッショナルとして仕事に取り組む姿勢は、「せいぜいラヴェルやバルトーク・ストラヴィンスキーの作品で、お茶を濁す」ような安易さとは相容れない。
何を自分のレパートリーとして選び、どのように勉強をすすめるかという問題は、演奏芸術の世界に限らない。
Reference
園田高弘 2002/12 --- 第18回園田高弘賞ピアノ・コンクールを終えて! ---
http://www.music.co.jp/~evica/con/con18.html