Memorandums

知覚・認知心理学の研究と教育をめぐる凡庸な日々の覚書

園田高弘 --- 第18回園田高弘賞ピアノ・コンクールを終えて! ---

2005-03-08 | Music
 コンクールにおける審査の視点、取り組む若者や指導者への示唆など、すぐれた論評がなされており、現代における演奏芸術について考える好機を与えてくれる。
 第3次予選で1951年以降現代までの作品を1曲取り上げることをもとめたことは彼の見識であろう。プロフェッショナルとして仕事に取り組む姿勢は、「せいぜいラヴェルやバルトーク・ストラヴィンスキーの作品で、お茶を濁す」ような安易さとは相容れない。
 何を自分のレパートリーとして選び、どのように勉強をすすめるかという問題は、演奏芸術の世界に限らない。

Reference
園田高弘 2002/12 --- 第18回園田高弘賞ピアノ・コンクールを終えて! ---
http://www.music.co.jp/~evica/con/con18.html
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