お寺さんぽ Ver.03

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鹿威しの動画で癒されよう! (かぽーん/京都・実光院)

2007年08月12日 | お寺
※ごめんなさい、本日は↑タイトルをクリックして単一記事表示にした方が見やすいです。

お疲れ様ですぅ。
本日はどっちかというとお寺関係なんですが…いちおう、お寺とか仏像とか歴史とか、そんなのを期待してこちらへ来てしまった方は下記リンクから引っ越し先までどうぞ。
(※織田・徳川vs朝倉・浅井の決戦「姉川合戦」の記事なのですぅー)
こちらはその跡地でして、好き勝手なたわ言ブログなのでした。でした。

 ★こっちみもみてね ⇒ お寺さんぽ ver.02 

さて、世の中の闇を一刀両断するこのブログ(大嘘)
本日は『 鹿威しの動画で癒されよう! (かぽーん/京都・実光院) 』です。

アレなんつったっけなー。
ほらほら、お寺とかの庭にあって、「かぽーん」とかなるやつだよ。
あああああ、なんだっけなぁ。
うーん、名前思い出せないんだよぅ。

…いやいや、失礼ながら”思い出せない”のではなく、”知らない”のではないでしょーか?
とかなんとか。

そんな会話がどこからか聞こえてくる(ような気もする)、音の正体は誰が考えたか風流の第一人者「鹿威し」くんなのでした。
こちらのブログでは過去に「水琴窟(すいきんくつ)」なんて素敵なものを紹介してますが、癒しで言えばやっぱり「鹿威し(ししおどし)」でしょう。
ひでるさんは今回旅行にて、”いつでもお寺気分を味わえる”よう、「かぽーん」の動画を収録してきたのです。
せっかくなんで、皆さまにも後悔…じゃなくて公開させて頂きます。

京都名庭園 (Suiko books (116))
水野 克比古
光村推古書院

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いろいろややこしい事柄が多く、ストレス社会とか言われる現代の世の中。
こちらの動画にて、少しでも気分を落ち着かせることができれば幸いです。
(※動画テストも兼ねて掲載しましたが、皆さま見れているでしょうか?)

さて、こちらの「鹿威し」、別名では添水(そうず)、僧都(そうず)、本来は「添水唐臼(そうず・からうす)」と言います。
もともとは農作物を鹿や猪、たぶん鳥などから守るための装置だった様子。
(※名称がそのまんまですよね。鹿(本来は獅子?)は猪などのこと)
水を竹筒に注ぎ入れ、増えたその重みで端が傾き、水をこぼす。その反動でもう一方の端が石を叩いて高い音を出すという、よく出来た仕掛けなのです。
乾いた音の心地よさから、後に風流を楽しむ装置の一つとして、庭園での定番となっていったんだそうな。

一定間隔で響く竹の音は、なるほど確かに風流を感じさせられます。
いやー、日本庭園っていいもんですねぇ。


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