お寺さんぽ Ver.03

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日本青年諸君に告げる (東條英機・遺言)

2006年07月30日 | 歴史
のんびり気軽にさんぽがてら。
昨日…じゃない、今日なのか。
コメントとメールで、件の九段の番組をやるということを知ってしまったので、思わず見てしまいました「生テレビ」
いやね、布団で寝ながらだったんで、三時半くらいまでは記憶あるんですが、気付いたら寝てました。
(※ちょっとつまらなかった、というのもある)
うふふ…。
そのおかげで今日一日ぼけーっとしてました。こんな調子なんで、今回記事もどこかおかしいところあるかもしれませんが、実にいい文を発見しましたので、ぜひラストまでお読みいただければ。
あ、「竹中半兵衛重治」の記事は一休みです。ごめんなさい。


●靖国参拝、小泉首相「争点にしたい人はすればいい」  2006年7月27日[読売新聞]

 小泉首相は27日夕、谷垣財務相が自民党総裁選の政権構想で靖国神社参拝の自粛を打ち出したことについて、「争点にしたい人はすればいいし、したいと思う人はしたがるだろう。総裁候補者がどう考え、国民がどう考えるかだ」と述べた。
 首相官邸で記者団の質問に答えた。首相の靖国参拝に対する谷垣氏の批判については、「私が一つの問題で首脳会談をしないと言ったら多くの国民は私を批判するだろう。靖国参拝を批判する人は、中国と韓国が(首脳会談をしないことを)いいと思っている」と反論した。
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小泉首相もはっきり言っていい・悪いがありますが、上での反論は実に簡潔でわかり易いですね。一つの、しかも他国に対する心や民族の価値観的な事に対して口を出してくること自体が狂っているのです。
また、現状日本は癌のごとく、国内にいながらもそれをわざわざ「争点」にしようとしている大阿呆がいる。
たとえば、上で名が書かれている「最も存在感ない候補さん」や、こんな人↓


●首相発言「靖国参拝は個人の問題」…小沢代表が批判  2006年7月25日[読売新聞]

 民主党の小沢代表は25日の記者会見で、小泉首相が靖国神社参拝について「個人の問題だ」などと発言したことについて、「全く本質を理解していない不見識な言葉だ」と批判した。
 また、昭和天皇がA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示したとするメモが見つかったことに関連し、「ただひたすら、日本の国民の幸せを考えていた昭和天皇のことを思い浮かべながら、昔流に言えば大御心を感じている」と述べた。
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福田さんは「それを争点とすべきではない」という理由で立候補しなかったというのに…。(←コレ鵜呑みに信じるのも危険ですけどね)
本当に、つくづくうっとおしい人ですね。
北朝鮮への経済制裁に反対(※圧力より対話、と発言)、敵地攻撃論を批判(※むちゃくちゃな暴論、と発言)、国連決議を批判(※最初の勢いはどこへやら、と発言)、ついでに靖国に反対。
…って、あんたいじわるじいさんか?
なにが大御心なんだか…中国から帰らなければ良かったのに。

とまぁ、色々言われている、戦犯とされる一人「東條英機」さん。
先日ネット百科事典「Wikipedia」で彼の項目を調べていたら(←なんでまたそんなん検索しているのやら…)、遺言とされる文面が非常に素晴らしいものであると知りました。
これは多くの人に読まれるべき名文であると思いますので、ぜひこちらでも紹介させて頂きます。
同時に、こちらには先に上げた問題についての回答も含まれていると思います。
(※以下Wikipediaより引用)


《 英米諸国人に告げる 》

今や諸君は勝者である。我が邦は敗者である。この深刻な事実は私も固より、これを認めるにやぶさかではない。
しかし、諸君の勝利は力による勝利であって、正理公道による勝利ではない。私は今ここに、諸君に向かって事実を列挙していく時間はない。しかし諸君がもし、虚心坦懐で公平な眼差しをもって最近の歴史的推移を観察するなら、その思い半ばに過ぎるものがあるのではないだろうか。
我れ等はただ微力であったために正理公道を蹂躙されたのであると痛嘆するだけである。
いかに戦争は手段を選ばないものであるといっても、原子爆弾を使用して無辜の老若男女数万人もしくは数十万人を一挙に殺戮するようなことを敢えて行ったことに対して、あまりにも暴虐非道であると言わなければならない。
もし諸般の行いを最後に終えることがなければ、世界はさらに第三第四第五といった世界戦争を引き起こし、人類を絶滅に至らしめることなければ止むことがなくなるであろう。
諸君はすべからく一大猛省し、自らを顧みて天地の大道に恥じることないよう努めよ。

《 日本同胞国民諸君 》

今はただ、承詔必謹するだけである。私も何も言う言葉がない。
ただ、大東亜戦争は彼らが挑発したものであり、私は国家の生存と国民の自衛のため、止むを得ず受けてたっただけのことである。この経緯は昭和十六年十二月八日の宣戦の大詔に特筆大書されているとおりであり、太陽の輝きのように明白である。
ゆえにもし、世界の世論が、戦争責任者を追及しようとするならば、その責任者は我が国にいるのではなく彼の国にいるということは、彼の国の人間の中にもそのように明言する者がいるとおりである。不幸にして我が国は力不足のために彼の国に敗けたけれども、正理公議は厳として我が国にあるということは動かすことのできないことである。
力の強弱を、正邪善悪の基準にしては絶対にいけない。
人が多ければ天に勝ち、天が定まれば人を破るということは、天道の法則である。
諸君にあっては、大国民であるという誇りを持ち、天が定まる日を待ちつづけていただきたい。日本は神国である。永久不滅の国家である。皇祖皇宗の神霊は畏れ多くも我々を照らし出して見ておられるのである。
諸君、願わくば、自暴自棄となることなく、喪神落胆することなく、皇国の命運を確信し、精進努力することによってこの一大困難を克服し、もって天日復明の時が来ることを待たれんことを。

《 日本青年諸君各位 》

我が日本は神国である。この国の最後の望みはただ諸君一人一人の頭上にある。私は諸君が隠忍自重し、どのような努力をも怠らずに気を養い、胆を練り、現在の状況に対処することを祈ってやまない。
現在、皇国は不幸にして悲嘆の底に陥っている。しかしこれは力の多少や強弱の問題であって、正義公道は始終一貫して我が国にあるということは少しも疑いを入れない。
また、幾百万の同胞がこの戦争のために国家に殉じたが、彼らの英魂毅魄は、必ず永遠にこの国家の鎮護となることであろう。殉国の烈士は、決して犬死したものではない。
諸君、ねがわくば大和民族たる自信と誇りをしっかり持ち、日本三千年来の国史の導きに従い、また忠勇義烈なる先輩の遺旨を追い、もって皇運をいつまでも扶翼せんことを。
これこそがまことに私の最後の願いである。思うに、今後は、強者に拝跪し、世間におもねり、おかしな理屈や邪説におもねり、雷同する者どもが少なからず発生するであろう。しかし諸君にあっては日本男児の真骨頂を堅持していただきたい
真骨頂とは何か。忠君愛国の日本精神。これだけである。
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たはー…。
軍人でもないのに泣きそうになりました。
あんまりにも良かったので、思わず本を買ってきてしまいました。 「大東亜戦争の真実 東條英機宣誓供述書」っていうもの。
この本、元々は昭和二十三年の発行で、報道管制の一環として発禁第一号に指定されたものだそうです。そんだけ当時の日本には危険な内容だったってことなのでしょう(笑)
読み終えた頃には、また何か違って見えるかもしれないですし、ぜんぜん変わらないかもしれません。
とりあえずちらほら読んでいきます。


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