のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は京都の東山区は泉涌寺。
泉涌寺のなかで大注目の「楊貴妃観音」です。
なんで楊貴妃が日本の、しかも京都にいるのか!?
それもそうですが、その前に楊貴妃って何者なんでしょう。
そう、世界三大美女の一人ですよ。
でもそれ以外に知らないでしょ?
楊貴妃は唐の皇妃です。当時の日本はまだ奈良時代の頃。
この人があんまり美人なんで寵愛した皇帝玄宗(げんそう)の失政をまねき、
大規模な反乱が起きてしまいます。
結果、反乱の原因とされた楊貴妃は玄宗の命で討たれてしまいます。
すごいですね、伊達に「傾国の美女」と言われているだけのことはあります。
最近で言えば吉永小百合さんみたいな感じでしょうか?(←最近じゃないじゃん)
ラジオの赤胴鈴之助で声優として出演し、声で人気を博した後にテレビドラマで
本人が登場すると、声そのままの可愛さで一大旋風を巻き起こしたという…。
あ、吉永小百合さんを語るブログではなかったですね。
楊貴妃でした。
国が傾くほどの美貌ですよ。
死ぬ前に一度会ってみたいものです。…と、その方に会えるチャンスがここに
あるんですよ、皆さん。
京都は泉涌寺を目指しましょう。
えっと、先の歴史の続きで玄宗は亡き妃をしのぶため、等身坐像にかたどった
聖観音像をつくりました。
これが楊貴妃観音。
そう↑文字として書くとなんだかしんみりする感じですが、実際目の当たりにす
るとやや気色悪い感じもしますね(笑)
さて、そうした経緯で作られた聖観音像。
京都市の看板どおりに書きますと、「たまたま建長七年(1255)中国に渡った
湛海(たんかい)はこの像を持帰り、ここに安置したという」
…だって。なんですか「たまたま」って。
まさかよからぬ手段を用いたのではないでしょうねぇ…。
まぁ、そんなこんなで日本にいながら楊貴妃と会うことができるんですね。
この楊貴妃観音は秘仏でしたが、昭和三十一年から一般公開されたため誰で
も日付に関係なく拝観できます。
やはりモデルそのまま女性に近い雰囲気をもつ像で、豪華な宝冠など非常に美
しい仏像です。広隆寺(京都・太秦)の弥勒菩薩と相対すると書いてありましたが、
その通りだと思います。
さぁ!みんなで会いにいこう!
※ちなみに、写真が安置されている「楊貴妃堂」です。
像については…やっぱりその目でお確かめ下さい!
[住所] 泉涌寺 京都市東山区泉涌寺山内町27
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※月曜に書いていたイベントをニュース↓で見かけましたんで掲載します。
「最澄と天台の国宝」展が開幕
天台宗開宗1200年を記念し、国宝31件、重要文化財100件を含む
名宝166件を集めた特別展「最澄と天台の国宝」(読売新聞東京本社
など主催)が28日、東京・上野公園の東京国立博物館で開幕した。
桜が咲き始めた上野では先週末、東京都美術館で「プラド美術館展」
も始まり、美術展も花盛りとなった。
「天台」展には午前9時30分の開館から1時間で500人近くが詰め
かけ、寺外初公開となる上野・寛永寺の薬師如来三尊像や、全15幅
そろっての公開は半世紀ぶりという滋賀・聖衆来迎寺の六道絵などに
見入っていた。
5月7日まで。一部、展示替えを行う。
(2006年3月28日15時45分 読売新聞)
仏像が気になりだしたら… 自宅で選べる美術品 掛軸、絵画、美術工芸品のトップアート
ちょっと旅へ出たいと思ったら… 旅の総合サイト『BON VOYAGE!』
本日は京都の東山区は泉涌寺。
泉涌寺のなかで大注目の「楊貴妃観音」です。
なんで楊貴妃が日本の、しかも京都にいるのか!?
それもそうですが、その前に楊貴妃って何者なんでしょう。
そう、世界三大美女の一人ですよ。
でもそれ以外に知らないでしょ?
楊貴妃は唐の皇妃です。当時の日本はまだ奈良時代の頃。
この人があんまり美人なんで寵愛した皇帝玄宗(げんそう)の失政をまねき、
大規模な反乱が起きてしまいます。
結果、反乱の原因とされた楊貴妃は玄宗の命で討たれてしまいます。
すごいですね、伊達に「傾国の美女」と言われているだけのことはあります。
最近で言えば吉永小百合さんみたいな感じでしょうか?(←最近じゃないじゃん)
ラジオの赤胴鈴之助で声優として出演し、声で人気を博した後にテレビドラマで
本人が登場すると、声そのままの可愛さで一大旋風を巻き起こしたという…。
あ、吉永小百合さんを語るブログではなかったですね。
楊貴妃でした。
国が傾くほどの美貌ですよ。
死ぬ前に一度会ってみたいものです。…と、その方に会えるチャンスがここに
あるんですよ、皆さん。
京都は泉涌寺を目指しましょう。
えっと、先の歴史の続きで玄宗は亡き妃をしのぶため、等身坐像にかたどった
聖観音像をつくりました。
これが楊貴妃観音。
そう↑文字として書くとなんだかしんみりする感じですが、実際目の当たりにす
るとやや気色悪い感じもしますね(笑)
さて、そうした経緯で作られた聖観音像。
京都市の看板どおりに書きますと、「たまたま建長七年(1255)中国に渡った
湛海(たんかい)はこの像を持帰り、ここに安置したという」
…だって。なんですか「たまたま」って。
まさかよからぬ手段を用いたのではないでしょうねぇ…。
まぁ、そんなこんなで日本にいながら楊貴妃と会うことができるんですね。
この楊貴妃観音は秘仏でしたが、昭和三十一年から一般公開されたため誰で
も日付に関係なく拝観できます。
やはりモデルそのまま女性に近い雰囲気をもつ像で、豪華な宝冠など非常に美
しい仏像です。広隆寺(京都・太秦)の弥勒菩薩と相対すると書いてありましたが、
その通りだと思います。
さぁ!みんなで会いにいこう!
※ちなみに、写真が安置されている「楊貴妃堂」です。
像については…やっぱりその目でお確かめ下さい!
[住所] 泉涌寺 京都市東山区泉涌寺山内町27
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「最澄と天台の国宝」展が開幕
天台宗開宗1200年を記念し、国宝31件、重要文化財100件を含む
名宝166件を集めた特別展「最澄と天台の国宝」(読売新聞東京本社
など主催)が28日、東京・上野公園の東京国立博物館で開幕した。
桜が咲き始めた上野では先週末、東京都美術館で「プラド美術館展」
も始まり、美術展も花盛りとなった。
「天台」展には午前9時30分の開館から1時間で500人近くが詰め
かけ、寺外初公開となる上野・寛永寺の薬師如来三尊像や、全15幅
そろっての公開は半世紀ぶりという滋賀・聖衆来迎寺の六道絵などに
見入っていた。
5月7日まで。一部、展示替えを行う。
(2006年3月28日15時45分 読売新聞)
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