徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

文旦発祥の地

2006年10月06日 | ちょっといいとこ,いい景色
「柑橘」とはミカン科に属する植物の総称なのですが,皆さんは何種類,思い浮かべることが出来ますか?温州みかん,夏みかん,伊予柑,オレンジ,ネーブル,最近流行のデコポンあたりも思い浮かべることが出来るでしょうか・・・。

ところで,写真の彼が思い浮かんだ人はいますか,もし思い浮かんだ人がいたら,あなたはかなりの柑橘通。彼の名前は「土佐文旦」,生産量の9割までが高知県という南国土佐を代表する柑橘。酸味と糖度のバランスが絶妙で,柑橘なら土佐文旦というファンも多いとか。

その「土佐文旦」の発祥地,土佐市宮ノ内に足を運んできました。

乗用車がやっと通れる細い道を進み,たどりついた場所には,立派な石碑

戦前に高知県の果樹試験場から譲り受けた苗木を,戦時下の「伐採して芋を作れ!」という圧力の中も守りきったことから始まったという。

宮ノ内集落では,文旦の出荷はもちろん,文旦の木のオーナー制度も実施しており,「文旦王国宮ノ内」として,むらづくり,都市農村交流等の活動に取り組んでいる。挨拶等は寡黙だった,苗木を譲り受けた方のご子息の方が,「文旦」の話になると少し目を輝かせて熱く語られていたのが,とっても印象に残りました。

この冬は,文旦を味わうことが出来ればと思う?

追記:近くには生姜畑
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