徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

逆番犬?

2005年10月03日 | その他の記事
“何処だがわからない場所の話は,長々と書くのに,あたしのことは2行で終わり?”なんて…言われてしまいそうなので,もも姫の話も少し…。

ウェルシュコーギーのふるさとはイギリス。もともと牧羊犬として飼われていました。何とも可愛らしい胴長短足の身体は,羊や馬,牛たちの足元を素早く駆け抜けられるよう改良されたもの,尾がない(生後1ヶ月以内に切ってしまう)のも家畜たちに踏まれないためのもの。

ってな訳で,もも姫の先祖は広い牧場で羊たちを追い回していた牧羊犬であり,彼女にもその血はしっかり流れいる訳で・・・(^^;

空き地も少なくなってしまった大阪のベットタウンに暮らす彼女にとって,取り仕切るべき牧場は,彼女が住む家そのものであり,頼れる牧場主は大好きなごはんをくれ,毎日散歩にも連れて行ってくれ,一緒にいる時間の一番長い母親となる。

で,彼女にとって追いかけるべき羊はいうと・・・。

羊A(父親)は,いつも決まった時間に牧場を出て行き,決まった時間に牧場に戻ってくる。彼女にとっては,あまり手のかからない優秀な羊ということになる。問題は,羊B(弟)の方である。夜中に出かけることがあったりと,よく牧場主を怒らせている。そんな問題羊を優秀な牧羊犬のもも姫が黙って見過ごすはずもなく・・・。

夜中にこっそり牧場を抜け出そうと試みようものなら,人間の何倍もの聴力でその気配を聞き分け,すぐさま牧場主に報告。牧場を勝手に抜け出そうとする羊に烈火のごとく吠えるのである。それは,さながら逆番犬。

“えっ,自分?”さしあたり,たまに牧場に遊びにくる遊び相手の犬ぐらいと思っているのかも知れません(笑)
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