春らしいものを食べてみようかと思い、今が旬の「たけのこ」を購入。たけのこ御飯にチャレンジ!少し焦がしてしまいましたが、たけのこの食感とミツバの爽やかな香りのハーモニーはなかなかGoodでした。
「タケ」つながり、竹林の話。
昔から竹は、竹の子はもちろん大きく育った竹材も、様々な用途で利用がなされてきました。しかし、近年、その利用が減ってしまったことが大きな問題を引き起こしています。竹は非常に成長が早く、地下茎でどんどん増えていきます。もともとは多くの竹林は、農家の脇や裏庭等に存在し、しっかり利用・管理がなされてきたのですが、近年、農家の庭先を離れ,山を登り始めている例をよく見かけます。特に関西方面では,山の中腹ぐらいまでが竹林になってしまっている例も頻繁に見かけます。竹林の拡大の何が問題かというと,竹は他の植物に比べて,生態的に優位な立場にあり,一度竹が入り込んでしまった森林の多くは,竹しか存在しない林になってしまいます。
野良犬ならぬ野良竹が里山で暴れて回っている様子を見ると,何となく切なくなります。
「タケ」つながり、竹林の話。
昔から竹は、竹の子はもちろん大きく育った竹材も、様々な用途で利用がなされてきました。しかし、近年、その利用が減ってしまったことが大きな問題を引き起こしています。竹は非常に成長が早く、地下茎でどんどん増えていきます。もともとは多くの竹林は、農家の脇や裏庭等に存在し、しっかり利用・管理がなされてきたのですが、近年、農家の庭先を離れ,山を登り始めている例をよく見かけます。特に関西方面では,山の中腹ぐらいまでが竹林になってしまっている例も頻繁に見かけます。竹林の拡大の何が問題かというと,竹は他の植物に比べて,生態的に優位な立場にあり,一度竹が入り込んでしまった森林の多くは,竹しか存在しない林になってしまいます。
野良犬ならぬ野良竹が里山で暴れて回っている様子を見ると,何となく切なくなります。
真備町の例は分かりませんが,私が学部の時に調査に行っていた生駒市高山町は,茶筌の生産で有名(国内生産の90%)な場所でしたが,周囲にはよく手入れの行き届いた竹林がある一方で,手つかずになってしまった竹林もよくみかけました。有名な分,裾野が広く,末端まで行き届かない部分があるのかも知れません。
竹林の拡大を防ぐ,一番の方法は,拡大してもらっては困る部分に生えてきた竹を竹の子のうちに取り除くことなのだそうです。数年間は“生えたら,除く”を繰り返すことになるのですが,続けているうちに,地下茎が弱り,そこ辺りからは生えて来なくなるそうです。人と竹との間に決められた境界線があれば,無闇に拡大することはない訳です。「整地」は大事みたいですね(笑)
【竹づくしのページ】
http://www7.ocn.ne.jp/~bwc/index-j.html
真備町のように「たけのこ」を名物にするところなどは、そんな悩みは無いのでしょうが。