Afternoon Avenue 25 (by hide_boo)

Perfumeと乃木坂46、IZ*ONEなどのアイドルやクルマやバイク、好きなものついて、だらだら綴ります。

SLみなかみ(D51 498) / JR東日本 上越線

2014-08-03 02:45:20 | Weblog

先日、息子をダシにしてSLみなかみ号に乗ることが出来た。高崎から水上まで約2時間。新幹線なら高崎~上毛高原まで15分ちょっとの距離をゆっくり走っていく。機関車は呼び名だけは慣れ親しんでいたデゴイチことD51。きかんしゃトーマスのキャラクター「ヒロ」のモデルになった蒸気機関車。鉄道ファンにとっては憧れの1台だろう。

 

出発する瞬間、客車はクッ、クッと小刻みに引っ張られる独特のリズムに包まれ、あきらかに電車とは違うことを教えてくれる。高崎駅は割と駅のすぐそばに住宅街が迫っていて、SLが吐く黒煙はあきらかに洗濯物を汚しそうで、干している家は1件もなかった。地元の理解が得られなければ、SLを走らせるのも大変なようだ。

 

沿線は撮り鉄ファンが至る所でカメラを構えていて、人気の高さを知る。SL弁当を買い込み家族3人でパクつきながら、列車の旅を楽しませてもらった。運転席というより室には、5名前後が1チームになって運転している。それだけ手間がかかる乗り物なのだ。電車ならワンマンで済むのだから。どちらかといえば撮り鉄である自分としては、やはりSLの走行は外から観るべきものだったようで、沿線のカメラマンが少々うらやましく思えてしまった。

 

客車はちゃんと電源を備え、冷房も入っていたので安心安心。乗車記念として2014年度は絵葉書のような乗車証明書がプレゼントされた。沼田駅で25分間停車し記念撮影タイム。2時間なんてあっという間に過ぎて水上に到着。当日は水上としてはかなり暑かったので、転車台までいく元気がなかったが、あとから思えばやはり頑張って撮影しておけばよかった。

 

当日列車をけん引したD51は長く鉄道公園にあったものをレストアして運行させていると聞いているが、これだけ手のかかる古い機関車を実用にもっていける技術と努力に感動すら覚える。ものづくり日本の一端をD51が体現している。

 

水上駅の車両区の脇の公園には、もう1台のD51が鎮座している。塗装も剥げてだいぶ朽ちてしまっているが、その重量感、迫力と威厳のようなものを感じさせてくれる。そして同じ機種が現役に復活して走り続けている。その気になればもう1台D51を走らせることができるのではないか、、と期待してしまう。

 

次に機会があったら、こんどはC61を狙ってスケジュールを組もう。乗るだけなら日帰りもできる距離だし。しかし人気があって指定席を取るのが大変。今回はみなかみ1泊のツアーで旅行会社に抑えてもらったが、自分で取ろうと思ったら、会社を休まなければ無理だ。

 


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