自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

さらに大きなカブ!

2020-01-21 | 植物
先頃の記事で,重さ2㎏のカブを収穫した話題に触れました。その大きさには一家でずいぶん驚いたのでしたが,それに続いてさらにでっかいカブができました。大きくなる様子だったので,胴割れしない限りそのままにしておこうと放っていました。



結局胴割れしないで今日まで来て,ついに収穫。これは確かに大きい!



周囲60cm。



重さを量るには秤量2㎏の秤では無理。二つに切って量りました。結果,3.04kg!



とにかくびっくりしました。


今冬のロウバイ(2)

2020-01-20 | ロウバイ
1月20日(月)。また数輪花が開きかけました。
 
「よし,行ってみよう」。そう思って,昆虫を期待して行ってみました。すると,一つの花の奥に黒いものが! 
 
 
何だろうと思って覗くと,翅模様が見えました。これはツマグロキンバエのもの! 一番初めに見るのはたぶんツマグロキンバエだろうと予感していたことが大当たり。
 
 
顔を出しました。オスです。小枝が邪魔して撮影しにくいので,そっと花の付いた枝をこちらに曲げてから撮りました。そういう行動は昆虫に警戒心を呼び起こすのでとても慎重でなくてはなりません。
 
 
幸いうまくいきました。
 
時間がやや経過。また見てみると,今度はメスがいました。
 
 
今季はハエが第一訪問者となりました。嗅覚はさすが!
 

今冬のマンサク(1)

2020-01-19 | マンサク
1月17日(金)。マンサクの蕾がなんだか膨らんで来ていそうな。


と思って,見ていくうちに目に留まったの開花した数輪。もう開いていたんだとびっくり。


ほんのわずかな香りが鼻に伝わって来ます。マンサクにも昆虫が訪れるでしょう。昆虫の顔は毎年変わらなくとも,そこからはいのちのつながりが見えて来ます。動的な姿は,たとえ目立たなくともいのちのきらめきを映し出します。


第一訪問者に早く出合いたいものです。


’19 ~’20冬,虫の目写真シリーズ(14) ~続 菜の花~

2020-01-18 | 

ちょうど一年前に出かけて撮った菜の花を思い出して,再び撮影に行って来ました。

ところが畑はすっかり放置されて雑草だらけ。放棄畑になっていました。隣りの畑では野菜が栽培されていたものの,肝心の菜の花は境界にたった一本咲いているだけでした。「これは寂しい」と思いつつ,撮影開始。


 

隣りを走る国道は自動車がひっきりなし。 

 

たった一株の花。ひっそりとした風景ですが,黄色が青空に映えて鮮やかです。向こうにあるハクサイはいずれトウが立って花を付けるでしょう。

 

春が待ちどおしいですね。 


’19 ~’20冬,虫の目写真シリーズ(13) ~菜の花~

2020-01-17 | 

夕方近く,日がずいぶん西に傾いている時間帯。不安定な空模様。雲が空低く浮かんで,まだらに青空が見えています。通りかかった道の脇に菜の花を発見。一畝ずうっと花が続いています。

「これはいい景色!」とばかりに撮影。今どきの黄色は目立ちます。

 

振り返ってもう一枚。

 

日の高い昼間ならミツバチかハナバチでも見かけるところでしょう。

 


今冬のロウバイ(1)

2020-01-17 | ロウバイ
1月17日(金)。ロウバイの便りがあちこちから伝わって来ています。我が家の庭では,全体としてはまだ蕾硬しといった感じです。


そんな中,なんとか一輪二輪と開きかけました。




花を寄せると,なんともいえない芳香が漂ってきます。香りに気づいたハエたちが訪れるのも間もなくです。「季節に関係なく,花が咲くところに昆虫あり」。そう期待して待つのが,冬の昆虫観察のコツです。


’19 ~’20冬,虫の目写真シリーズ(12) ~続 ガガイモ~

2020-01-16 | 植物

これでガガイモの撮影は3回目です。青く晴れ渡った午前,撮影に出かけました。こんなに青さを感じる空は,冬の今どきはとてもまれ。

実に詰まった種子の,なんと行儀のよいこと!

 

 

綿毛の乾き具合が伝わって来ます。

 

 

別の実です。左奥にもぶら下がっています。綿毛がわくわくしているような。

 

晴れた日の植物,景色はサイコー!

 


冬のタンポポと昆虫たち(7) ~ガガンボのなかま~

2020-01-15 | 昆虫と花

ガガンボのなかまが二匹いました。長い脚をもつこの昆虫は,これまでツワブキの花で何度も見て来ました。カップルなのかどうか,定かではありません。

 

直線状に伸びた吻を花の奥に突き刺しています。どうやらキク科の花が大好きなようです。隣りの花にも一匹いました。越冬態は成虫なのですね。

 

他の昆虫がいない冬,そして秋だと夜活動するのをよく見かける昆虫です。昆虫同士の生存競争生き抜くために,活動期をうまくずらしているようです。 

 


ホソヒラタアブ,幼虫から囲蛹へ

2020-01-14 | ヒラタアブ

先日,ホソヒラタアブの幼虫と蛹の話題を取り上げました。

そのうちの幼虫をビニル袋に入れて室内においていたら,囲蛹になりました。食べ物のアブラムシがいないため,食べることをあきらめてさっさと次の形態に移ったのでしょうか。室内でも夜間になると相当冷え込むので,こんな低温下でも変態することがわかります。もちろん,屋外で育つハクサイにいる個体だって,同じように変態するでしょう。

 

 

葉の中で帯糸でからだを固定しています。

 

 蛹化して日が浅いようで,まだ薄い褐色です。これが次第に濃くなっていきます。

 

羽化の瞬間を見届けることはまず困難でしょうが,その時点まで観察を続けようと思います。

 


冬のタンポポと昆虫たち(6) ~続 カメムシのなかま~

2020-01-13 | 昆虫と花

体長5mmほどのカメムシがタンポポの花にいました。もしかするとケブカカスミカメムシなのかもしれませんが,厳密な同定は自信ががないのでやめておきましょう。

 

 

うんと近づいてみると,吻が深くまで差し込まれている様子。

 

運よくちょうど日の光が当たったときがありました。その吻がきれいに輝いて見えました。

 

観察は辛抱でもあります。チャンスが巡って来ることを祈りながら待つほかありません。