自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ヤマトシジミの幼虫(2)

2013-08-07 | ヤマトシジミ

『ヤマトシジミの幼虫(前)』 の記事で載せた写真を撮った翌日の話です。

見ると,幼虫のからだの脇に白い皮らしきものが見えました。さらによく見ようと思い,ルーペで確認しました。すると,どうやら脱皮して脱いだ皮のようです。皮らしきものにはたくさんの毛が見えます。なお,写真の横は11mmの視野ですから,幼虫の体長は1.5mm。体長はほとんど変わっていません。

拡大すると,透き通って見えていた内部器官が見えにくくなっていることがわかります。 

さらに一枚目の写真をよく見ると,左隅付近に同じような皮が写っています。これも,他の個体が脱いだ皮なのでしょう。

食痕を見ると,前とあまり変わりがないように見えます。どの程度の食欲なのかはわかりません。しかし,脱皮をするということは,さらに大きくなるためですから,これから食欲が増すと思われます。 

 


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