自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ホシノヒトミと昆虫たち(7)

2014-03-26 | 昆虫と花

テントウムシがちょこんと一匹,茎先でじっとしていました。「ははーん,アブラムシだな」と直感。それで,その辺りを見てみました。

すると,その下の方にアブラムシが何匹かいたのです。よくよく見ると,アブラムシはテントウムシを警戒しているかのように,身を潜めている様子でした。 


足元の葉一枚を隔てた茎に,アブラムシがいて,じっとしていました。ほんとうは,いのち相互の関係で捕食している場面を撮影したいと思ったのですが,そういう理想的な(?)風景にはなかなか出会えません。 


結局このときは,いつの間にかテントウムシは消えていました。

第6話で,花弁に産付された卵をご紹介しました。結局,ホシノヒトミはアブラムシの棲み処の一つなので,この草は理に叶った産卵場所であることがわかります。しかし,花弁はたまたま位置がずれていたのでしょう。 

このように,物事がつながって見えてくると,観察のおもしろさが倍増します。

 

 


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