自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

早春,マンサクの花と訪花昆虫(11)

2015-02-22 | マンサク

この日は寒い日でした。それでも,風がほとんど感じられず,花に日の光が当たっていると,ツマグロキンバエがいました。はじめ,枯れ葉にとまっているので,どうするか見ていると,歩いて花に移動しました。そうして,そこで餌を舐めていました。 でも,ほんのしばらくだけ。

 

 
間もなく萼の上に移りました。静止した姿は堂々としたもの。からだには花粉がほとんど見られません。この時点では,餌には恵まれていないということでしょうか。

 


しばらくすると,また元の位置に戻ってきました。 

 


気温が低いので,まだまだ動きが鈍そう。マンサクの開花は長期間に及びます。このツマグロキンバエもたくさんの餌を口にできるでしょう。そのうちに,キンバエのなかまも増えてきます。こうして春が確実に近づいています。

 


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