自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ミュージアムフェスティバルの日は……

2012-11-01 | 日記

10月28日(日)。 朝から一日あいにくの雨。秋晴れが続いていたのに,この日に限って週間天気予報のとおり雨。野外でミュージアムフェスティバルが計画されていて,わたしも協力者として参加することになったいたのでした。この日に向けて,準備を着々進めていたのにがっくり。

雨でも会場を室内に移して実施することに決まっていたので実施はできたのですが,間違いなく来場者が少なくなります。そんな心配を抱く中,開始時刻午前10時を迎えました。

わたしのブース名は『火打石で火を起こそう』というもの。火打石は川原で拾ったチャートや石英。火打ち金は市販品や手作り。手作りのものは,板に鋼鉄(ヤスリ,金ノコの刃)を打ち込んだ道具。

体験者には簡単な説明をして,まず火花を出す練習をしてもらいました。

慣れてきたら,火口に火花を落として種火にしてもらいます。やりかけるとたのしいらしくて,子どももおとなも夢中になりました。 成功しなくてはおもしろくないので,しっかり助言します。種火から炎をつくり,それをろうそくの芯に点火します。灯りがともると大きな拍手が起こりました。

下写真の人は,親子4人連れで大阪から来られていました。「めっちゃ,おもろい!」というわけで,何と二度も挑戦。シートの上にどっかと座った姿勢が印象に残ります。二度の成功体験について,「こんなおもろいことができるなんて,大満足や。来た甲斐があった。ありがとう」とおっしゃいました。子どもよりおとなが熱中されたのです。こころの灯りがポッと感じとれるふれ合いの一こまになりました。

悪天候のため室内の活動になりましたが,このように来場者には満足感をプレゼントできて,出展者として十分に満足できたのでした。  

 


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