自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャコウアゲハ観察記(その260)

2013-08-22 | ジャコウアゲハ

ウマノスズクサの花・子房のその後の話ですが,結局,受粉がうまく行われていなかったようで,子房は膨らんでいきませんでした。どの子房も。やはり,実ができるのは稀というのは当たっていたのです。

その後,他の株でもたくさんの花を付けました。幼虫が大きくなって,葉や茎をどんどん食べました。そのままにしていたら,花まで食べ始めました。考えてみると,花だってウマノスズクサのからだの一部だし,アリストロキア酸が含まれているわけで,食べられても当然なのです。

写真の花だけでなく,他も花も同じように食べられていきました。花の断片が葉に落ちている風景もあります。そうして,葉も茎も,花もどんどん減っていったのです。

それにしても,ウマノスズクサは幼虫から何か益を得ているのでしょうか。不可思議です。

 


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