自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

探検活動 ~クズの根掘り(Ⅱ)~

2015-12-25 | 随想

一回目に掘り上げた根については,そのときはすこし物足りないかなと思っていました。多くの子どもたちで掘ったにしては細すぎた感があります。それで,「チャンスがあれば是非再び!」なんて考えていたのです。

その機会がなんとも早くやって来ました。仕事場のすぐ傍に条件のよい場所があって,クズが生えていることが判明。それで,なんとか掘りたいなあと思い始めました。一回目からはずいぶん日が経っていましたが,とにかく掘ることにしました。ただ,当日は学年の子はサッカー試合があって不参加。結局小さな子だけの作業になりました。


ときには,わたしを含めたおとながスコップで土をぐいっとばかりに掘り起こします。そのあとを,子どもたちが小さなスコップで掘り進みます。


根がかなり出てきました。それでも,まだまだ続いているようです。おとなからも,子どもからも,「これが草なの?」「太くって,長いねえ」なんて,びっくり声が上がります。根は奥深く入り込んでいます。小さなスコップに力が加わり,変形することもあります。それでも,「ここ掘れ,わんわん」の勢いで掘っていきます。 

 
作業を始めて1時間半が経過。掘り出した根は2本です。斜面に生えていたので,穴を掘るには条件がよかったように思います。これで,なんとかデンプンが取り出せそうです。その日は年を越してからになります。

いつものことながら,作業後は五七五調の言葉遊びで感想を書き留めました。それを紹介する表情に,活動に満足している様子が見えたのがなにより。

 


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