自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

溜池のネキトンボ

2022-06-21 | 昆虫

自宅近くの山裾に溜池があります。その溜池にスイレンが群生しています。スイレンが生えているということは水深は程々で,底には泥があるということでもあります。そういう環境はトンボが生きていくのにぴったり。それで,結構いろんなトンボが棲みついています。

久しぶりに観察・撮影に出かけたら,ネキトンボがいました。翅の付け根部分が黄色っぽいのでこの名が付けられたそうです。体色は驚くばかりの赤。これはオスの特徴です。

水面から突き出した枯木にとまって,獲物が通りかかるのを待ち受けていました。シオカラトンボが盛んに侵入して来ました。そしたら,その都度追い出しにかかりました。なかなか強そうなすがたに見えました。下写真は糞をした直後に撮影したもの。排せつの瞬間を撮りたかったー!

 

戻って来て止まった姿勢は元通り。見ているときは捕獲に成功しませんでした。

 

わたしからはかなり離れていたので,位置を変えながら,なんとか撮ろうとしてみましたが,足元がぬかるんでいるのでたいへん。わたしからは10m以上離れています。

 

頭部をなんとか撮りましたが,あいにくの逆光。

 

夏場はトンボの季節です。今夏はちょっとばかり追いかけてみようと思います。

 


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