自宅近くの山裾に溜池があります。その溜池にスイレンが群生しています。スイレンが生えているということは水深は程々で,底には泥があるということでもあります。そういう環境はトンボが生きていくのにぴったり。それで,結構いろんなトンボが棲みついています。
久しぶりに観察・撮影に出かけたら,ネキトンボがいました。翅の付け根部分が黄色っぽいのでこの名が付けられたそうです。体色は驚くばかりの赤。これはオスの特徴です。
水面から突き出した枯木にとまって,獲物が通りかかるのを待ち受けていました。シオカラトンボが盛んに侵入して来ました。そしたら,その都度追い出しにかかりました。なかなか強そうなすがたに見えました。下写真は糞をした直後に撮影したもの。排せつの瞬間を撮りたかったー!
戻って来て止まった姿勢は元通り。見ているときは捕獲に成功しませんでした。
わたしからはかなり離れていたので,位置を変えながら,なんとか撮ろうとしてみましたが,足元がぬかるんでいるのでたいへん。わたしからは10m以上離れています。
頭部をなんとか撮りましたが,あいにくの逆光。
夏場はトンボの季節です。今夏はちょっとばかり追いかけてみようと思います。