自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

わんさか,クモの子たち

2013-02-17 | 生物

日だまりでナナホシテントウを撮っていて,何気なくホトケノザをかき分けて根元を見たときのこと。これまでに見たことのないクモが目に飛び込んできました。それもわっさわっさという感じで,たくさんたくさん。

クモにすれば突然の出来事でびっくりしたでしょうが,『蜘蛛の子を散らす』程の逃げ方,慌てぶりでもありませんでした。それなりに急いで歩き回るというふうでした。

体長1mm。黒っぽいからだに,赤い脚が8本。一言でいえば,ふしぎで異様な姿です。「こんな姿をしたクモがいるのか!」と驚く光景です。ただ,小さいので余程注意深く見ないと気づかない筈。わたしはメガネをかけていたから存在に気づいたものの,かけていないとまったくわからなかったでしょう。 

腹部の先近くを見ると,黒色の中にやや赤みがかった紋様が一つ。

このままの色合いで成体になるとも思われません。そんな成体を見かけたことがありません。さあ,これはなんというクモの幼体なのでしょうか。地面にいるので,そこを棲みかとするクモなのでしょうけど。 

 


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