自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'21夏 虫の目レンズは友 ~キボシカミキリ~

2021-06-07 | 昆虫

キボシカミキリは我が家のイチジクの木を荒らします。木に穴を開け,そこに卵を産み付けます。孵った幼虫はイチジクの木をボロボロにしてしまいます。汁がお気に入りなのでしょうか。向こうには田植え前の田が広がります。

 

木に穴を開けかけた個体を見つけました。大きな顎でバリバリと食いちぎるようにして樹皮に穴を開けます。触覚が長いので,写真に納まりきりません。

 

この個体は別の場所に移動してまた穴を開けかけました。

 

こんな調子なので,イチジクの木はあちこち穴だらけ。木の粉が噴き出て溜まっているところがあります。退治をしないので,イチジクは近いうちに枯れてしまいそうです。薬剤を散布してまで収穫にこだわることはないと思っています。