自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

たのしい接写(2) ~トノサマバッタ~

2019-07-04 | 昆虫

いつもの公園には,トノサマバッタがよくいます。草刈りがなされると,居場所を失ったかのように,歩道に出て来ます。トノサマバッタには災難なのです。ここまで近づいて撮るのはたいへんで,ほとんどがさっさと逃げられてしまいます。感知能力は相当なものです。逃げるほかに,隠れるしか身を守る術を知らないのですから,さっさと逃げようとする能力は長けているはず。

 

 

たまたま撮影できた個体が葉を食べ始めました。その速さがさすがと思えました。

 

食べたあと,移動を開始。直後,糞をぴょーんと後方に飛ばしました。20cmほどはあったでしょうか。それはそれはお見事な光景でした。 

 

草の上にじっとしていれば,周囲の色に溶け込んでいるので,そこにいることに気づきません。バッタはそれを心得て,悠然としているように見えました。