自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

シオヤアブの交尾

2018-07-11 | 昆虫

毎年今頃になると,アブのなかまのことが気になります。ウォーキングをしていると,伸びたイネの葉に留まっている姿が印象的です。

公園にもいくつも出現して,捕獲行動やら交尾やらで,なんだか賑やかな感じがします。捕獲行動を見ていると,じっと待ち伏せていて獲物が飛んで来たとき,すばやくとびかかります。小さなチョウでも,ミツバチでも,なんでもとびかかります。視覚が良好なのだとみえます。

交尾をして,じっとしているペアを見かけました。よい被写体です。警戒心が強いのでよほど注意深く近づかなくてはなりません。

 

メスをアップで撮りました。

 

そのうちに舞い上がって,遊具にとまりました。爪先が,滑り落ちない構造になっているようです。

 

ちょっとカメラ位置を変えて撮りました。

 

ぐっと近寄って撮りました。

 

ぐぐっと近づいて撮りました。 

 

ぐぐぐっと近寄って撮りました。 

 

レンズはいつも新しい世界を見せてくれます。驚異の風景です。

 


ホシホウジャクの産付卵

2018-07-11 | 昆虫

7月9日(月)。今日から仕事は三連休。午前は映画「万引き家族」を鑑賞に。午後は畑仕事。

夕方6時半。仕事を終えて自宅に帰ろうかなと思ったとき,目の前の草地にスズメガのなかまホシホウジャクが低空飛翔でやって来ました。花がないのに,草の間を飛んでいます。「さて,産卵かな」と直感。見ていると,ちょっと草にとまる瞬間がありました。

飛び去ったあと,急いでその個所を確認しました。すると,真っ白な卵が一粒! 草はイノコズチで,その茎にポツンと付いていました。幼虫の食草はヘクソカズラなのにいったいなぜ?

 

 

直径0.7~0.8mmといったところでしょうか。

 

もっと近づいて撮りました。ほんとうに純白です。

 

目撃のタイミングのよさにふしぎを感じます。 

この卵,翌10日に入ってみると影も形もありません。落下したにちがいありません。継続観察ができると期待していたのに,惜しい惜しい。