自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

秋の“虫の目”写真展

2015-12-02 | 随想

初冬を迎えました。振り返ってみれば,今秋はとくべつに愉快で,充実したひとときを過ごすことができました。大仰ないい方に聞こえるかもしれませんが,実際,その感じが強くします。

「『虫の目』レンズを手にして,ずいぶん野に出かけたなあ」「ありがたいことに,それだけの出合いを自然は準備してくれていたなあ」と思うのです。それで,充実ということばをついつい使ってしまいました。

写真の一部については,これまで本ブログ記事でご紹介してきました。このほど,それらを中心に『秋の“虫の目”写真 2015』と題して何点か展示させていただくことになりました。会場は地元にある,いつもの科学館です。期間は12月いっぱい。


壁面を利用した簡易な展示なので,気軽なスタイルになります。子どもたちがたくさん訪れる施設です。昆虫写真の目新しい視点で「ぎょっ!」「どきっ!」とさせられたらおもしろいだろうなあと,わくわくしています。もちろん,おとなにも驚いていただけたら,いうことなしです。

もしよろしければ,どうぞお立ち寄りください。

ところで,「秋の『虫の目』写真」なのですが,秋は終わるとしても,冬に入っても撮影チャンスがあればもちろん写し続けるつもりです。冬の昆虫は,絶対数が激減するものの,ときには目撃できます。ただ,虫の目レンズでとらえられる大きさとなると,チャンスはさらに減ってしまいます。もしクビキリギスにでも出合えたら,気分は最高! なんて思っています。