母であり妻であり女である私の・・ひとりごと

38歳と35歳の息子と時々、私の息子に間違われるダンナ・・自転車ライフを出来るだけ楽しみたいネ♪

ネコとのお別れは・・

2008年09月05日 | ひとりごと
タクが天国にいって・・・昨日で丁度2ヶ月

早いなっ・・

今でも・・タクの小屋は・・つい見てしまう

タクいないの・・わかっているのに・・
つい・・見てしまう。

ネコが入らないように、きっちりと『蓋』されてる小屋が
なんか・・・寂しく感じるんだよね~

昨日、従姉妹が裏山で採れた「栗」を持ってきてくれました。

旬の味だよね~
栗で作ったお菓子も持って来てくれました

おいしかったぞ~

『栗っ栗っ」の味でした。

その従姉妹も犬が大好きで・・

タクの話しをしてたんですけど・・

もう・・涙なんて流さずに・・
タクの最期の様子を話せますよ

ペット葬儀屋さんが・・えらく丁寧過ぎて・・
タクが死んで悲しくて涙は出るんだけど・・
葬儀屋さんの丁寧さに・・笑いも出て

でも・・棺の中に入れられたタクの前足に
かわいい小さな「お数珠」を掛けられてて
それはそれは・・可愛くてタク~幸せだね~って思ったよ

その様子を話してたんだけど・・・

もともと・・我が家はペットが死んでお別れに
「ペット葬儀屋」を利用したのは・・初めてなのです。

クロの時は「市の焼却場」へ

ちゃんと・・職員の方は丁寧にクロを受け取ってくれて・・・
焼却してくれました。

それまでは・・・

「川」・・・・

まっ・・小さいひよこや・・カメ・・金魚とかは・・
バーヤが・・サッサと「生ゴミ」と一緒にポイッしてましたけど・・

康平が小学3年・・・
学校から子猫と帰って来た・・

「康平!ダメやん!・・ネコ連れてきたら・・!タクおるやろ・・タク焼きもちやくよ!」って言ったら・・

「違うよ~・・ボクの後をずっと・ついて来るんやぜ・・ダメ!って言っても・・離れんがいぜー」・・

実際・・白い子猫ちゃん・・ホンマに康平の後ろをずっと・・離れずにくっついて来てました。

家に入る康平と一緒に家に入ろうとしてましたもんね・・


「どこかへ置いてきなさい

「置いてきても・・ついてくるよっ
『置いて・・走って帰っておいで!」


「はーーい

渋々・・ランドセルを玄関においた
康平は・・どこへ向かうのか・・スタスタと出かけた・・

勿論・・子猫は康平の後ろを一生懸命についていくんだよね~・・

可愛い光景だった
なんか・・微笑ましい光景だった・・でも・・ウチニハ・・タクがいるんだから・・・

ダメなんだよ

ここは・・・心を鬼にして!・・ねっ・・

たぶん・・学校の帰り・・どこかでみつけた子猫と・・相当遊んでたんだろーーな・・康平・・・
だから・・あんなに懐いてるんだわ

しばらくして帰宅した康平の後ろに・・子猫はいなかった・・

「どこに置いてきたん?」

「ずーーっと・・あっち・・走って巻いてキタもん・・

「誰か・・いい人が・・拾って育ててくれるよ!きっと
「うん・・


その4時間後・・・外は真っ暗・・
夜8時も回っていました・・

うちの常連さんが店に入るなり・・

「店の前に白いネコがひかれて死んでるね・・オレ・・またひきそうになったよ」って・・


それを聞いていた康平が・・すぐに店の前へ走った・・・ら・・


夕方・・康平にくっついていた子猫だった

車がビュンビュン来るのに・・
その子猫を助けに行こうと跳び出す康平の腕を
引張った・・

「おかあ~さ~ん・・・あの子猫や~ボクのせいやぁ~


ありゃりゃ・・こんな結末になるとは・・思ってなかったからね・・

康平の腕を引張りながら・・

「アカン!お前が車にはねられる!・・お母さんが。・・助けに行くから!絶対に飛び出したらアカン!」

「だって・・・車に・・また・・ひかれたら・・かわいそーーー

「大丈夫!・・車も・・わかってるから・・避けて走っていくやろ?チョット・・待ちなさい!」


何か・・・必死な親子・・

その日・・・初めて見た・・子猫の死骸のお片づけをする事になるなんて・・

車が途切れたら・・サッと子猫を抱いて・・店の前に連れてきた・・

康平・・泣いてるんだよね~~・・

「康平!・・明日・・天国へ送ってあげようね・・・」

「うん・・どーやって?

「大きな川に流してあげよう・・そしたら・・天国に行けるから」

お~・・子供に真っ赤なウソ・・堂々と言ったぞいっ・・


ってか・・我が家・・それまで・・飼ってきたぺットは・・死んだら
ダンボールに入れて・・川に流すのが・・当たり前になってたし・・
今ほど・・たいした問題にならなかった・・


康平は次の日・・道草なしで学校から帰宅・・

2人で・・近くの大きな川へ行き・・

ダンボールに入れた子猫ちゃんとお別れをした・・

『康平・・・ホラ・・川に流してあげよう~・・天国に行ってね~って・・手を合わせるんやよ』

「うん・・子猫ちゃん・・バイバイ・・」


あんまり急な流れの所だと・・目の前でダンボールが沈んでしまうと・・
康平また・・泣いてしまうので・・

ゆっくりとした流れの場所を選んだ・・


しばらく・・流れていくダンボールを2人で見送る・・の図を想像して・・


しかし・・・実際・・私の予想通りにはいかず・・


川に流すけど・・・すぐ目の前で「岸」に戻ってしまう

バイバーーイって言ってる・・目の前に・・戻ってしまう

『康平・・もう1回・・バイバイって・・
「うん・・バイバーーイ」・・・


ポチョン・・・ユ~ラユ~ラ・・・岸へ到着・・

アラッ・・

「今度は・・母さんが流すね・・」
「うん

「ホイ・・天国行きなさいよ~」
って言いながら・・康平より・・遠くへポチョン

「バイバーーイ

ユ~ラユ~ラ・・・・・岸に・・到着・・・・

何度・・やっても・・岸に到着してしまう

ダンボールもベチョベチョで・・ヤバイ状態・・

なんとしても・・流れて行ってくれないと・・・・


「康平・・チョット・・あっちの方へ行こうよ」
「うん・ねぇ・・子猫ちゃん・・天国行けるぅ~?」

「行ける


さっきより・・流れの急なところに移動して・・

「よし!・・母さんが・・投げるよ~」

「うん

えっと~~・・投げる??んじゃなくって・・流すはずだったのに・・


「よし!いくぞ~~」
気合を入れる母・・・


今度こそ!一発で決めたる

子猫の入ったダンボール・・・

ソフトボールのピッチャー経験をいかし・・


思いっきり

「ソレ~~」の掛け声で・・・
勿論・・ダンボールは・・クルクルと空中で回転しながら・・

急流に見事に・・・

「ほら!康平!バイバーーイは!!」

・・ば・・バイ・・バーイ

「フゥ・・子猫ちゃん・・これで天国行けるね

「う・・うん


ダンボールの中にお花も添えたけど・・

あの・・空中回転で・・・

ダンボールの中は大変な光景になってるに・・間違いないっ・・

最初に思い描いてた「サヨナラ」と・・・

かなり・・ズレちゃったけど・・

最後・・・ダンボールは私達の目の前で・・

スボッと水に沈んだよっ

それは・・一番・・避けたかったのに・・


康平が
「あっ・・ネコちゃん・・沈んだよっ

「だ・・だ・・大丈夫・・天国にいけるから

「そっか・・・よかった~~


ごめんよ~・・康平・・・

そんな結末になる予定じゃなかったんだから・・


う~ん・・・ネコのお別れとタクのお別れ・・・

うらい違うよね・・

タク~~
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6 コメント

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Unknown ()
2008-09-07 13:22:20
高岡市民さん・・

そうですね。
軽率な行動ですよね。

私のへたくそで言葉足りない文章なので
余計に不快に感じさせてしまったかもしれませんね。

返信する
Unknown (M)
2008-09-07 13:13:45
コパンさん・・

ステキな庭だったんですね~
四季折々の花が楽しめたんですね~
うらやましいなぁ

今で夢に出てくるくらいだったから大好きなお家だったんですね
返信する
まじで・・・ (高岡市民)
2008-09-07 00:51:38
我が家・・それまで・・飼ってきたぺットは・・死んだら
ダンボールに入れて・・川に流すのが・・当たり前になってたし・・
今ほど・・たいした問題にならなかった・・

非常識・・・10年前でも・・・ダメやろ・・・
返信する
椿の木は… (コパン)
2008-09-07 00:16:38
前の家は祖父が建てた古い家で、家より庭が広かったんですよ。

平屋の母屋と、他に2件家があって、私たち家族は母屋に住み、そこは貸家にしてました。
生活は貧しかったけど、素敵な庭で、大好きでした。

庭には、桜、桃、柿、椿、山茶花、さくらんぼ、紫陽花、薔薇、きんかん、ゆきやなぎ、ツツジ、梅、金木犀…などなど。

今は売られて、庭のスペースが全くない、でかい家がボンッ!と建っています。
なんか悲しい(ノ_・。)

未だに、家の夢は今の家ではなく、昔の家が出てきます。引っ越して15年経つんですけどね。

長文失礼します
返信する
Unknown (M)
2008-09-06 09:33:04
コパンさん・・

そうなんです!
悲しい話が・・最後は「ギャグ」みたいになっちゃったんです

タクも市の焼却場へ連れて行く予定だったんだけど・・金曜日の夜に死んだので・・
土日は市の焼却場が休みだったので・・急遽・・
ペット葬儀屋になりました。

ホンマにお数珠は・・かわいかったです

私も『手乗りインコ」を飼ってました。
インコも可愛かったです~

引っ越して・・今、その『椿の木』はどーなっているんでしょうね?
返信する
Unknown (コパン)
2008-09-05 22:27:09
悲しいお話だったはずなのに、終わりのほうは笑ってしまいました。
あんまりです(笑)


そっか~。タクくんは、葬儀やさんで焼いてもらえたんですね
幸せものだ~。

うちは、昔インコをつがいで飼って、何代か続いてまして、死んだら庭の椿の木の下に埋めておりました。今は引越たし、ペットも飼ってませんけどね。
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