庭を考える

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セダム緑化

2016-05-27 12:08:10 | 植物

前回に続きエステー株式会社様 埼玉工場の緑化について

 

 こちらも去年9月までに植栽したものの現況です。こちらはフェンス越しに80メートルに渡り植栽していますので道路沿いからご覧になれます。

 

 

30センチピッチでポット苗を植えこみましたが一部ではその株間を埋める勢いです。

株間に見える茶色い小石は瓦のリサイクル材です。セダムの千切れた断片がその小石の間に入り込み被覆しています。

 

上記の写真は同一場所を、左は2月18日 右は5月20日に撮影したものです。

 2か月もの間の変化が見て取れます。株自体も大きくなっています。また品種によっても成長の度合いに格差が見られます。そしてちぎれた断片が石の間に活着しているのも見えます。

今回 マルチング材として瓦のリサイクル材を使用しましたが、その効用についても書いておきたいと思います。

先ずはセダムが前面を被覆するまでの景観維持効果、育成段階でのセダムと茶色い小石のコントラストもいいもので、むしろ覆いつくさなくてもいいのではとも思います。

次に水はけ効果 セダムは多肉的性質を持ち合わせていますので、水がたまるようなところはもちろんのこと蒸れも嫌います、排水性も持ち合わせているところがこの植物の性格とも合致しています。

そして瓦を小粒の礫にしたことで風などで断片化したセダムが、引っかかりやすくなり被覆の手助けになっている。

ここしばらくの観察を通し以上の3点がセダム植栽にあたり効用となっています。

 尚 工場内への無断の立ち入りはご遠慮ください。

 

 

 

 

 


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