岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

クリーンマイルドシリコン

2012年12月18日 19時41分08秒 | Weblog
倉敷市のお客様宅にて、
屋根と外壁の塗装をさせていただいております。

先週までに下地処理や屋根塗装を完了し、
いよいよ外壁の塗装に取り掛かることが
できるようになりました。

下地処理に時間がかかってしまいましたが、
より長持ちのする塗装に仕上げるためにも、
じっくりと下地処理をする必要があります。


本日の作業、まずは軒裏天井の塗装(1回目)です。


軒裏天井はカビの発生しやすい部分ですので、
防カビ効果の優れた、弱溶剤塗料を使用しています。




そして外壁の下塗り塗装をしました。

細部はハケ塗り

広い面はローラーで


使用している塗料は密着力の高い、いわゆる「エポキシ系シーラー」ですが、
各メーカーから同じような商品が出ておりまして、
どこの商品が優れているのか、職人それぞれ意見は違うことでしょう。


私が使用しているのは、トウペという会社の
「セラシーラーMS」というエポキシ系シーラーです。


今まで、数社のエポキシ系シーラーを使用しましたが、
どうもこの商品が私に合うと言いますか、
性能も高いように感じるわけであります。

通常、「エポキシ系シーラー」は水っぽく、
サラサラとした液体である商品が多いです。
サラサラとしたほうが職人としても塗りやすいので、
職人の声を反映させ、自然とサラサラにしたのかもしれません。


ですがどうも・・、私は水っぽい塗料は
好きではないのですよ。

あまりに水っぽいと、塗ったそばから流れ落ちますし、
それが養生のすき間から流れて、サッシを汚す恐れもある。

第一、流れ落ちる塗料で、効果は期待できるかな?
という疑問がありました。


そんな考えから私の希望に合うシーラーを求めて、
長い長い旅に出て・・
ついに出会いました。

それがこの、「セラシーラーMS」です。

「トロ~リ」とした液体ですので、流れ落ちることはない。
なおかつ、乾燥後の硬化力は強力でありますので、
傷みのあるサイディングボードを強化してくれます。


シーラーを塗装後、十分に乾燥させてから
上塗り(1回目)に取り掛かります。

お客様に色の確認をしていただくため、
早めにシーラーを塗り終えておいた
東面の壁のみの上塗り塗装です。


使用するのは「クリーンマイルドシリコン」
エスケー化研の誇る、高性能弱溶剤2液シリコンです。



お客様からご指定いただいた色で塗装をして、
お客様に色の確認をしていただくためにも、
この日の作業はこれにて、終了いたしました。






コメント
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