岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

ベランダのウレタン防水

2011年05月13日 21時19分27秒 | 外壁塗装2011年4月岡山市
3日間、強く降り続けた雨から一転、
朝から晴天に恵まれた、本日の岡山市。
気持ちよく、岡山市のお客様宅へ向かいました。

こちらのお客様宅で外壁塗装をさせていただいておりますが
メインとなる外壁の塗装はほぼ完了しておりまして、
残すところは「ベランダ床の防水塗装」、「ベランダ笠木の塗装」であります。


お客様宅のベランダの床には、新築時に「ウレタン防水」が施されています。
①下塗り 「プライマー」(接着剤の役目を果たします)
②中塗り 「ゴム系ウレタン中塗り剤」(コテで塗る、ドロドロとした液体です)
③上塗り 「ウレタン塗料」

という3工程を経て形成されている防水塗装でありまして、
指で押してみるとゴム系の弾力があり、ひび割れしにくい、優れた防水材であります。


ですが今回、経年劣化により一部、ドレン(排水溝)近くでウレタン防水に
穴が開いた状態になっている部分があり、そこから雨水が侵入しておりました。

下地のコンクリートがしっかりとしていましたので「雨漏り」までの被害は
ありませんでしたが、そのままで放置していては危険な」状態であります。

まずは現状確認。
穴のまわりのゴム系ウレタンを剥がしてみると、やはり下は濡れた状態でした。

防水塗料と下地のコンクリートの間に雨水が侵入している状態では、やがて
防水塗料が自然に剥がれてくることは目に見えていますので、
その部分の防水塗膜をはがして、濡れた面を乾かしました。


写真の左上の部分が雨水が侵入していた部分ですので、
塗膜を剥がしました。


その後5時間、よく乾かした後、防水塗装工程の1番目、
「下塗りプライマー」を塗装いたしました。

使用塗料の、「アーキプライマー」(エスケー化研社)です。


その後に塗る、「中塗り」「上塗り」塗料をしっかりと密着させるためにも、
手を抜けない、重要な塗装工程えあります。

塗装後の写真は撮り忘れてしまいましたが・・
しっかりと塗っております。

明日も好天の予報ですので、中塗り作業に取り掛からせていただく予定です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする