triskaidecagon

『triskaidecagon』は『13角形』

秀のブログです。主に写真。

ええもんもろうた

2006年09月30日 23時34分24秒 | Weblog

川崎のどっち口と言うのか忘れましたが裏のほうにラゾーナというアホみたいに大きい建物ができまして、昨日ぐらいにオープンしました。
その中には丸善という本屋が入ってるということで本日訪れてみたわけですが、死ぬほど混んでました。
デカい建物が珍しいんでしょうねきっと。

丸善は非常に広くて大きな棚が並んでいてようございました。
けど、小説もまんがも並程度の規模で、それ以外の書物が充実しているという具合でありまして、俺としてはちょっと残念なところなのであります。新刊のスペースが貧弱なのは毎日通う書店としてはいまいちかもと思いましたよ。
洋書ペーパーバックについては、ランドマークの有隣堂程度には充実していました。国内の一般リアル書店としては大きい方というか。なんというか、最大公約数を絵に描いたような丸善のまんが小説棚は以前よりいまひとつ親しみを持てない感じではありましたが、その印象そのまま。

書店としては、点数も多く、検索端末も置いてあり、なにより天井が身長の優に五倍程度はある高さなので非常に気持ちよい空間ではないかと思います。横の文房具スペース(と呼ぶにはかなり広大ですが)も綺麗にディスプレされていて良い感じです。

しかし本日の本題はそこではありません。
きょう行って本を買ったところ、「オープン記念でーす」といってメモ帳をくれました。原稿用紙型で、中の紙も一枚一枚に升目を印刷してある非常に良いメモ帳です。これは良いものだ。
あまりにも良いものなので、思わず名前を書いてしまいました。
(写真右上の原稿用紙型のものがそれです。○秀というのは俺が書きました。左下は開けたところ、升目が見えます)
人に「かわいいメモ帳もらっちゃったよー」と自慢したら、「いい年の男が可愛いもなに……、ふわぁぁぁいいなぁ!」という良いリアクションをしてくれました。「なにこれ丸善と本買うとくれるんですか?」「条件は知らんがオープン記念ですと言ってくれたよ」「私のも貰って来てくださいよ」とたいへん好感触でした。
いやぁ、心憎い記念品ですな。

もう一度行って、とりあえず一週間ぐらいは読まないであろう京極本を買ってもう一個もらってしまいました。
明日も行って、まだメモをもらえるかどうか試してみよう。
金曜オープンだから、日曜ぐらいまでは記念品をくれたりしそうだもんな。


放浪息子

2006年09月25日 03時15分07秒 | 写真

放浪息子 (1)
放浪息子 (2)
放浪息子 (3)
放浪息子 (4)
放浪息子 (5)
以下続刊

ちょっと最近マンガ成分が足りない、という気がしてふとどこかで立ち読みした雑誌から面白そうな作者を物色してざっと購入。
それが『ラヴ・バズ』でした。
支離滅裂のような言動の子持ち女子プロレスラーが主人公の話。
全三巻。
ほとんどプロレスまんがらしくは無いんだけど、そこが良くてこれは面白かった。
この人のまんがをもっと読みたいぜ~、ということで作者買いしたのがこれ『放浪息子』でした。
これが面白いというか、たいへんよくできたまんがでとても満足。

主人公の二鳥くんは、おとなしい感じの小学生の男の子で、女の子の格好をするのががなんだか好き。そしてそれが良く似合う。
そのニ鳥くんが、戸惑ったり、ちょっと立ち止まったり、周りに振り回されたりしながら、だんだんと「世の中」と折り合いをつけていくという話。「女装が好きな男の子の話」というぐらいの軽い気持ちで読んでいると、二鳥くんの引きずっていく「折り合いの悪さ」の深刻さに眩暈を起こしてしまうかもしれない。

あまり丁寧に言葉を選ばないでいいのなら「二鳥くんは、悩み、成長しているんだよ」という言葉で表現できてしまうのかもしれないけど、これだとちょっと乱暴な表現のような気がする。なぜなら、二鳥くんは別に悩んでないし、戸惑いながらちょっとづつ折り合いをつけて、それらしく生きていこうとしているだけみたいだからね。
世の中と折り合いをつけ終わった人が、自分の変化を指して「成長したんだ」という結論をつけることも世の中には少なくは無いんだろうけど、いま世の中と折り合いをつけつつある人が、「自分は成長してるなぁ」とは思わないだろうから。
で、そういう「いまその途中」という感じを、すごくよく表現しているまんがだと思う。

もしこのまんがを映像化するなら、監督は「ラッセ・ハルストレム」が適任じゃないかな。
「異性装」という表層的なテーマを越えて「世の中と折り合いをつけるのに、人よりもう少したくさんの努力が必要な人」を、丁寧に暖かく描いている作品。
MtF:TVとかレッテルを貼って雑に読むと勿体ないです。

ISP夜逃げの模様

2006年09月21日 16時00分24秒 | 写真

ひどい、ひどすぎる。普段使ってるプロバイダが失踪した雰囲気。
そんなの聞いたことないよ!!
プロバイダのホームページすら「サーバが見つかりません」ってなめてるのかと。

で、いまはマンガ喫茶から更新ですよこの野郎。

そんなわけで、 ちょっとなんか、しばらくの間はネット環境が変なことになるかもしれません。
そのため、オンライン的にアレな状態になるかもしれないのですいません。

っていうか、マジで夜逃げされた予感。
これとか、これ
うーん、まいったなぁ。

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追記:9/21夜

まんが喫茶でplalaのオンラインサインアップをして、フレッツADSL接続で復活。
その場でID振り出しの上、安いっていうのでここに。
安いといえばBB.exiteなんだけど、トップページからの排除されっぷり(*ここからどうやってBB.exiteに行くかというと、左側のメニュー一覧の中の中段、「ゲーム」の横の「プロバイダ」からだったりする。いくらなんでもこれは無い)に恐れを抱いたので、寄らば大樹の影的にplala。まぁ、plalaもOCNにサービス統合されんじゃねーの的な噂もあるんだけど、統合されても無くならないからね。

というわけで、とりあえずはおうちでインターネットができるようになりました。


ホラ吹き

2006年09月15日 01時32分39秒 | Weblog

別に日々嘘をついて人を騙すのに快感を覚えるタイプというわけでは無いんだけど、ホラを吹いているとエスカレートして止まらない事が時々ある。とにかく一瞬でばれるようなホラな事がほとんどだし、「ホントに?」って聞かれたら「嘘だよ」とこれまた一瞬でネタ晴らしをするので、あんまり実害は無いはずなんだけど。
基本的に正直者だし、普段は博士キャラとしていろいろな質問に答えたりするような側面があるので、どれだけ適当なことを喋っても最初の一瞬はみんなちょっと信じるのが強みなのかもしれない。
「化粧品のDHCって「大学翻訳センター」の略なんだよ」って言っても信じてもらえる。
まぁ、これはホントなんだけど。

「こんな写真じゃ元ヤンって言っても誰も信じてくれないですよ!!」
「元ヤンじゃないから!! 適当な噂を広めるな!!」
「こうなったら、ヤンキー時代のエピソードが必要になりますよね。でないともう誰も元ヤンって言っても信じない」
「だから違うっての!! 言い出した奴は誰だ!!」
「大丈夫、イメージダウンはしない方向で!!」
「意味わかんないから!!」
「まずね、河原で人を川に突き落として遊んでたわけです。まぁ、誰でもやる他愛ない遊びですよね。あー、落ちてやんのゲラゲラみたいなね、そういうの」
「しないよそんなこと。イジメじゃないか」
「元ヤンですからね、ちょっとひどいことして遊んでるわけです」
「ほう!!」(←乗ってるじゃねーか)
「人を川に突き落とすなんてひどい奴だな、君は!!」
「してないよ!! っていうかあんたが勝手に作り話知るだけじゃないか」
「ホラ!! でまぁ、十分ぐらいやって何回か突き落としてるうちにですね、「やめろよ~!!」がだんだん、「うわぁぁぁん」になってくるわけですよ。でね、最後に突き落としたときにどっかぶつけちゃったんですね、どうもこうマジ溺れし始めるわけです。「ブクブク」なんつって。ズボンかなにか引っ掛けちゃったんですね、どっかに」
「ほうほう!!」
「でまぁ死なれても困るわけですから、仕方ないからってジャブジャブ川に入って助けるわけです。男気ありますね」
「はぁ」
「秋口でね、そろそろ水も冷たい頃です。入ってからちょっと後悔するわけ」
「うん」
「でまぁ、助けてるうちにね、そろそろこういうこともやめないとってんで、ヤンキーから足を洗うんですよ」
「ふーん」
「で、その写真に繋がるわけです。どうこれ? 人助け話つきでイメージダウンもなし!!」
「ちょっと地味なのがホントっぽいじゃないか」
「次の日はキミは風邪ひいて学校休むんです。助けられた方は出席してるんですけどね」
「そういうところで微妙にホントっぽくするのはヤメろ」
「じゃあまぁ、みんなには話しときますんで、写真を見せても大丈夫ですよ?」
「だからヤメろーーー!!」

というわけで、元ヤンっぽいNさんを知ってる皆さん。
こういう感じで、あの人は元ヤンだけど悪い人じゃないんで、仲良くしてあげてください。
って、嘘だって断わって嘘書いてるんだから、誰も騙せないわけですけど、こういう設定ですから、ひとつヨロシク。


懐かしいテレビの歌

2006年09月09日 01時13分28秒 | 写真

ネットを適当に逍遥していたら、コンピュータおばあちゃんに行き合ってしまった。
こうなってしまったらもう駄目である。
さて、懐かしいテレビの歌を本気で探そうじゃないですか。

まず、まる さんかく しかくである。のこいのこなのか、そうか。
幼稚園ぐらいの頃だろうか、俺はこの歌がすごく好きだった。同時期にはホネホネ・ロックのような曲もあったのだけど、俺はダントツで「まるさんかくしかく」が好きだった。他所の星なのが良い。

同時期にやたら好きだったテレビアニメが、ポールのミラクル大作戦である。物心ついてるかどうかの時期なのだけど、この番組はとにかく好きだった。ストーリーなんてなんにも憶えて無いんだけど、楽しかった(あと、敵のボスが怖かった)のは憶えてるなぁ。

ほとんど同時代で、いま思い出しても名曲だったんじゃないかという気がするのが、ガンバのはじめの歌おわりの歌。おわりの歌の方は特に印象が強い。一緒になって歌ったりとかぜんぜんできない歌なんですけどね。ノロイも怖かったしなぁ。

あと、やっぱり同じぐらいの頃の、ギャートルズのおわりの歌。この、とにかくひたすら雄大な歌詞がすごく好きだった記憶がある。この頃って、宇宙の事とか考えると怖くなって眠れなくなったりしてた頃だ。そういう気分に非常にマッチしていたんだと思う。

みんなの歌を眺めていて懐かしかったのは、トレロカモミロ。この曲は俺自身というより妹が好きだった曲のような気がする。俺自身はもう小学生ぐらいになっていて、「戦いよりも昼寝が好きだなんてちょっとかっこ悪いなぁ」とか思ってた記憶がある。いま聞くとそこが良いんだけどね。

とりあえず満足したから今日はここまで。

あー、この歌は懐かしいけど、なんだか狙いすぎで当時から好きじゃなかった気がする。赤鬼と青鬼のタンゴ
でも、いま見るとウサギがめっさ可愛いですな。


Year Of The Horse

2006年09月03日 20時59分22秒 | 写真

Year Of The Horse の 歌詞を列挙。


収録曲


Fuckin' Up
Slip Away
Barstool Blues
Stupid Girl
Big Time
Tonight's The Night
Sedan Delivery
Like A Hurricane
Music Arcade


ここでまた別の話。
今日、何気なく寄ったPC Depotで、中古のM/BとCPUを見かけた。
いまうちで使ってるのより良い奴。(まぁ、いま見かけるようなもんならなんだってうちのよりは良いんだけど)
で、それを中核に、その場で売ってるパーツだけで一台組んでも、6万円ぐらいでいまのPCの15倍ぐらいのパワーのPCになる計算である。
散々迷ったんだけど、パソコンが二台あっても仕方ないって結論にして買わず。計算機力を駆使してるわけじゃないからね。
で、なんとなく物寂しいのでDRのPC2100(うちのはそんなもんなのです)512MBを6500円ほどで購入。
「500万も520万も同じ」って言っていきなりノーパソ買った人がいる傍ら、俺は人間のスケールが小さいですね。



お台場

2006年09月03日 03時05分12秒 | 写真

マンモス展だけじゃあまりにもアレなので、お台場で写真とって来ました。
アルバムあります。~2006/09/02
で、中からよりぬきでいくつか。


ススキと例の建物
ゆりかもめ沿い以外はけっこう適当


自由の女神vsお台場
しかし、何を考えて自由の女神のレプリカなんか作ったのか?
自爆テロの目標かね?


田町近辺の運河。
この辺、運河多い。

参考リンク:
走れ!ケー100
ぐるぐるメダマン


マンモス展

2006年09月03日 02時21分20秒 | Weblog

9/3で終了だということなので、焦ってお台場へマンモスを見に行った。
しかしこれが大外れ。
博物館的なマナーで展示されているものなのかと思ってたんだけどまったくそうでなく、見世物小屋のマナーで展示されてました。冷凍マンモスっていうのが展示の目玉なはずなんだけど、展示場内に小屋を作って並んでそこに入って行って見るようになってるんだからヤんなっちゃいました。
見学希望者が多いから並んで見なさいってのは判らないでも無いけど、資料を隠してどうするんだって話です。

一緒にちょっとしたマンモス関係の展示もしてたんですけど、これにもウンザリ。
「マンモスの歯を触っても良いですよ」と言って誘導していた人に、「これは化石なんですか?」っていったら「いや詳しくないんで良くわかんないです」とか返事されちゃうし、「七万数千頭いたマンモスも、年に八百等ほど人間が狩ってしまうと百年ほどで滅びてしまいます」とかいう説明があって、「マンモス絶滅の要因がそれだけとは考えられませんが、人間が与えた影響が小さいものとは言えません」だって。
それは確かにそうなんですが、「繁殖とか自然死とかはどうなるんですか?」みたいな質問があったら一発で崩壊する説明なわけです。もちろん他にも要因はありうるわけですが、この程度の疑問に対する参照経路も何も用意して無いのは子供に対する啓蒙的な展示なんだとしてもどうなんでしょうかね? (元々マンモスなんてのはデカいんだから易々と捕食されるような動物じゃ無いわけで、傾向として多産であるとは考えにくいですから人間が狩猟を発達させて死亡数が急激に増加したときに個体数を保存しにくいだろうと言う事を想像するのは素人の俺でも容易なわけですが、だからと言って注釈が不要になるわけじゃないんです)

その後、地球の温暖化でシベリヤの永久凍土が溶け始めてます的な話題や、森林火災でシベリヤの森が失われていま素敵な話題の展示があり、「環境破壊は良くないです、人間の狩猟のせいでマンモスも絶滅しましたし」的なテーマをちらつかせて展示は終了。
シベリアの永久凍土が解けている事は確かに問題ですが基本的にマンモスとは関係ありませんし、森林火災なんて自然発生してますから人間の手による環境破壊とはあんまり関係ありません。
とにかく総じて適当すぎで、ひどい展示だと思いました。
新江ノ島水族館の方が遥かに満足度が高かったです。

とはいえ収穫ももちろんありました。
場内にマンモスの模型が飾ってあったんですが、これが思ったほど大きくなくてビックリ。
体長なんかの豹を見ると、アフリカゾウなんかとあんまり違いの無いサイズのようでした。
はじめ人間ギャートルズのおかげで、体高5m~8mぐらい (人間の身長の3~5倍ぐらい) あると思ってましたよ。

あ、あと冷凍マンモス自体は文句無く良かったです。
もうちょっとちゃんと見せてくれればもっと良かったんですが、それ以外の展示がホントにひどかったと思う。