ひだまりクリニック~産んだ後にも母親学級~

杉並区で小児科医がひらいている母子で集えるクラスです。

あけましておめでとうございます。2018年です。

2018-01-03 15:44:16 | クリニックからのお知らせ

あけましておめでとうございます。

みなさま、どんなお正月をお迎えでしょうか?

まだまだ生まれたばかりで、お正月どころではないという方もいれば、

いろんな反応を示すようになってきた赤ちゃんを囲んでにぎやかなおうちもあるでしょうし、

自己主張に笑ったり、また悩みが変わってきたり・・・

いろんなおうちがあるでしょうね。

うちはお正月のない仕事なんで、特に普通に過ぎていきますというお返事をいただいたこともあります。

今年は穏やかなお天気で、帰省した息子を迎えたり実家に戻ってきた妹たちの家族みんなで過ごしたり、

よいお正月でした。

やはり、新しい年明けは、区切りというか・・・気持ち新たに振り返りつつ前を見据えるという感じで、

いろいろなことを考えました。

ひだまりクラスのありようもどんどん変わっていっています。

昔を知る人は今のにぎわいにびっくりされると思います。

でも、昔の方が、お母さんとの距離が近かったのは間違いないので、そこは、正直なところちょっと複雑な思いでいます。

できることはやっているつもり。

スタッフも頑張ってくれている。

私にもキャパがある。

そんな中で、母親を支えるよりよい仕事の形ってどんなものなんだろう?

ある程度、進んでできあがってきても、まだまだ進行形だなと思います。

絆というのは、本当に築き上げていくものだと思います。

大事に大事に・・・

お母さんと子どもの絆もどんどん築いていくものだと思います。

そして、親子ともに成長する。

そばで見せてもらえる、少しだけれど関わることもできる、小児科の醍醐味です。

実をいうと、私はいいお母さんなんかじゃありません。

一人目の母乳育児では、3時間開けなきゃというアドバイスを間に受けたりした時期もありました。

子どもたちは3人とも「お母さんなんか○●×△」と口をそろえてそういうかもしれません。

でも、一生懸命でやってきたということで許してもらうことにします。

私は、お母さんってそういうもんだと思っています。

不安で孤独で未熟な親だったなぁ、という後悔があるからこそ、ひだまりクラスをしているのです。

完璧な親なんていない。

完璧な人間だっていないもの。

それぞれでいい。

正解はない。

でも、二人の間での楽な方法はありますよね。

そういうアドバイスが少しでもできたらと思います。

折り合いを付けることもだんだんできていきますね。

日々、生活の中で自信が少しずつついてくるものです。

やはり、母親に寄り添う仕事をしたいなぁとあらためて思います。

ひだまりクラス、こころのケア講座、ポコズカフェ、産後デイケア事業。

これに加えて、昨年はトリプルP前向き子育て講座、ワンコインdayという助産師相談日も始めました。

スタッフはとっても頑張ってくれています。

多職種連携で、問題を話し合うこともできます。

私に与えられた仕事は、普通の小児科開業医とはちょっと違うかもしれませんが、元気に大好きな仕事をできることに感謝して、

私自身をささえてくれているスタッフや家族に感謝して、

いろいろなことが起きる日々、一つ一つの出来事を大事に、学びや気付きを大事に、歩み続けたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 


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1 コメント

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はじめまして (mojo)
2018-01-19 14:01:32
保育園に通ってる3歳の息子が落ち着きがないので、舌癒着症の手術をするように園長に言われ悩んでいました。私から見ると息子は活発なだけ。先生のブログを読み冷静になれました。勇気をもらいました。

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