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《ひとりごと つぶやき》コマーシャルと映像文化と私

2017年07月24日 | ひとりごと つぶやき
先日、ネットのニュースでゲームの CM が話題になっていました。


「モンスト」CM が完全に「お仏壇のはせがわ」でネット騒然
そっくりすぎて「はせがわに怒られないの?」と心配する声も 
(参照 https://goo.gl/FqsXoA) 
(動画URL https://www.youtube.com/watch?v=HVploE5JGB8)



YouTube で CM の映像を見たのですが、ゲームの宣伝とは言え、こういう時代なのかと思いながら、しばし考えてしまいました。


広告主のニーズがインパクトだけにあるのなら・・・


High Quality がもたらす非日常の15秒で心を潤したいという私の思いは、この先も満たされないだろうと思いました。

企業広告の広告主と生活の中で広告を見る生活者・消費者である自分との間にある意識の違いや隔たりを感じました。


映像・音楽・言語の融合による総合芸術であって欲しい。ハイクオリティーで意表をつく芸術作品であって欲しい。心の何処かにそのような思いを抱いていることを知り、この想いを満たしてくれたCM探しをしたところ、嬉しいことに、これこれという作品がたくさん見つかりました。


この想いの発端である原風景は、これらのすべてなのだろうと思います。


この時代の CM は全般的に好きなものが多いのですが、

冒頭の作品は色あせることなく多くの人の心に残っている作品だと思います。

王道とでもいいましょうか。





これは試みに飛んだ意欲な作品なのに品良くまとまっていて、いまでも好きで見てしまいます。


Duran Duran - Japanese Funny CM (Suntory Whisky Q)
https://www.youtube.com/watch?v=ki3dBxFjeYk



バブル期ならではの優雅さとでもいいましょうか。こういう作品をもう一度見たいですね。

サントリー オールドクラブハウス - ジョン・ローン
https://www.youtube.com/watch?v=8G7KKHwJbAw




こちらは時代を代表する作品。


マクセルカセット(海編)
https://www.youtube.com/watch?v=4nFVxmIdF4A




マクセルカセット(山編)
https://www.youtube.com/watch?v=WNGlC2ft6Bo




この時代でも色あせない価値を感じる作品だと思っています。


映像を見ている時の人間の脳は受動的な状態になり映像から強い影響を受けることはメディア関係の書籍を読むと触れられていることなので多くの人が知るところだと思います。

コマーシャル・フィルムに限らず、テレビ、映画をはじめとした映像文化との関わり方に将来的にも難しいものを感じました。






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