日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

ボロボロの大きな船

2018年10月20日 | GRACE 死にゆく人とともにあること
ワーキングホリデーかなにかで地上に降り立った天使みたいなマイミちゃんがしてくれた話をします。

苦しむ人を助けたいと思う人の話。

「沈みそうな人を助けたくても
自分が飛び込んで一緒に溺れてはいけない」

「その人が乗っているのが
どんなにボロボロな船でも
それはその人の大切な人生だから
その船から下ろそうとしてもいけない」

「私たちにできるのは
自分の小さな船で大きなボロボロの船に近寄り
そばにいることだけなのかもしれない」

治らない病気の子どもたちとその親と

どうしたら、どうしたら、いいんだろうと
悩んだ人の言葉。


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怪獣のお休み

2018年10月12日 | 命について
たまに人間やるの疲れる

できなくないけどとてもめんどくさいから

着ぐるみとか小道具とか化粧とか脱いでやすむ

無骨な爪も背中のコブも羽根もしっぽも第三余吼も出してだらんとする

私(あなたも)人じゃない時のこと覚えてるから

ほんとは自由に野山を駆け回ることもできるって

ちゃんとこうしないとっていう人間のマニュアルを部屋の隅に放り投げる

お天気悪いし仕事しないでベットで猫(合法怪獣)と丸まる

また人間やる気持ちが充電されるまで

今日はおやすみの日




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秋になったら

2018年10月07日 | 日記
友達が泊まりに来た時にいつものスーパーに一緒に買い出しに行くのって、ちょっと楽しい。

日常に、非日常の楽しさが混ざる。

昔のそんな時、なんかフルーツ買ってく?って聞いたら、友達が選んだのが柿だったから地味に感慨深かった。

絶対に自分じゃ買わない。
だって柿ってただ甘いだけで、なんかつまんなくない?
そうかあ、柿、食べるのか。
いいよ、って買ったけど。

いや、今は私も大人になったので、柿も食べます。良さがわかるようになった。
庭になるから買わないけどね。
食べる時にたまにそのことを思い出す。

そういえば昔、父に聞いた話もあった。
南米に住んでいたころ、溶けるほど熟した柿を売り歩く柿売りがいたって。

カーキー ショコラーテ

聞いたことないのに、時々その呼び声を思い出す。

今くらいの季節に。


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