ONCC 争乱と人物からの日本史

戦いで世の中が変わり歴史も変わる。新発見があり、沢山の物語を生み出す。原因や人物もひも解き、新しい歴史を学びます。

赤穂事件<続き>、桜田門外の変

2021-12-18 21:20:06 | 日記

日時:令和3年12月17日(金)9:45~11:45

会場:茨木市立男女共生センターローズWAM 501,502研修室

テーマ:赤穂事件<続き>、桜田門外の変 井伊直弼      講師:中村 武生 先生

 

 1、赤穂事件<赤穂浪士の見た洛中・洛外>

        〇瑞光院(山科区安朱堂ノ後町)  元は上京区堀川頭今宮御旅所下ル瑞光院前町に所在(昭和37年に移転)

                       赤穂浅野家の菩提寺、浅野内匠頭の墓や義士の遺髪塔がある

                       内蔵助が寺の維持費を寄進、生前に討入り後の供養塔建立を依頼

         

                                            (出典:伊藤久右衛門「京都通」)

     

        〇上洛・在京する赤穂浪士  赤穂を追われた浪士は洛中に住んでいた

                 吉田忠左衛門=烏丸通椹木上ル町 綿屋善右衛門宅、原惣右衛門=小川通錦小路上ル 等

                 浅野長矩の京屋敷があり、公家との情報収集他に使用(京都留守居役:小野寺十内)

                 小野寺十内の妻 丹 が在京浪士の世話をしていた

                     ※十内は細川家お預け中に丹と和歌のやり取りをしている

                     ※「丹は十内の死後、自害し夫の後を追った」はウソ

       

 2、桜田門外の変  〇幕末期の日本外交 いわゆる鎖国は無かった 長崎通詞が蘭語の訳語として使用した

                     「鎖国」とは ①幕府の貿易統制 四つの窓口で五つの外国・異民族と交易 

                              対馬藩(宗氏)⇔ 朝鮮、長崎 ⇔ 中国(明・清)とオランダ

                              薩摩藩(島津氏)⇔ 琉球王国、松前藩(松前氏)⇔ 蝦夷地(アイヌ)

                            ②日本人の海外渡航禁止

                      ・使節の江戸までの行列は幕府の威信を示す機会、「朝貢」と「冊封」

                       日本が東アジアの宗主国=中華、他民族・国家は夷狄 ⇒ 「華夷」秩序

                             ※「華夷秩序」が幕末までの日本人の一般常識

           〇ロシアの通商要求 ラクスマン(露)来航 1792年漂流民大黒屋光太夫を伴い根室に来航

                               幕府翌年通商拒絶し、長崎入港許可証を交付

                     レザノフ(露)来航  1804年長崎入港許可証にて長崎に来航、通商要求

                               幕府「鎖国」の祖法を理由に拒絶、許可証を取上

                               報復として樺太や択捉島を攻撃、ロシアが攻めてくるとの噂が広がる

                                ➡ 京都所司代が天皇に状況説明(このことが幕末混乱の遠因)

           〇日米和親条約  ペリー(米)来航  1853年浦賀に来航、米大統領の国書受理、翌年日米和親条約締結

                            <内容>①伊豆下田、蝦夷箱館を開港(正確には寄港を許可)

                                ②燃料、食料、水の供給、③難破船と乗組員の救助

                                ④両国が必要とすれば領事の駐在許可

                            ※天皇以下内裏は「嘉納」(了承)、問題視せず

                            「華夷」秩序は維持できているため、「鎖国」は維持されているとの認識

                                ➡和親条約は「開国」とは言えない。修好通商条約との違い

                       (出典:日本史通覧)

                                                             (記:杉谷茂治)

                             

 

          

 

                  



最新の画像もっと見る

コメントを投稿