どちらかというと、
私は既存の曲を集中して練習するよりも
自分で何かを作ることの方が好きだ。
ただ、自分で作ることばかりだと
頭打ちになってしまう。
自分の作るフレーズというのは
すでに自分の手の内にあるものがベースだから、
極論すれば、自分が弾けないフレーズは作れない。
だから、技術的な成長が難しくなってしまう。(私の場合)
特に津軽三味線の場合は、既存の楽曲というもの自体が少ないから
次々に新しい難曲に挑戦する、みたいなレベルアップ法はない。
だから、完全なオリジナルだけでなく
カバーアレンジをしてみたりして新しい音づかいを探ってみる。

ところが、
オリジナル曲なのに自分で弾きにくい手を書いてた曲があった。
「RIN-燐-」
これは、笛メロ先行で貰ったから
ちょっといつもと違う手を付けていて、意外と弾きにくい(笑)。
でもやっぱり、違う人のアイデアが入ると
新しい手を書けるものなんだなー。
この曲、最近レパートリーに復活してきたので
精度を上げていきたい。