三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

唄うことは好きだ。

2014年09月16日 | 三味線のはなし
喋る声は低めなのに、
唄うときはハイトーンが得意です。

憧れはハスキーボイス。
杏子姐さんみたいな。

唄うことは大好きだけど、
自分の声はあまり好きではない。
この矛盾。

たとえば
民謡を唄うには細すぎるし
地唄には高すぎる。

そのジャンルにふさわしい声を鍛えるのは、なかなか大変。

今、小泉文夫先生の音楽教育に関する本を読んでいますが、
オペラには向かないけど浪曲にはぴったりだとか、
その子どもの声に合った音楽を見つけることの大切さなど説かれていて、
今の自分の足掻いてる感じがどうなのかと。

民謡らしさはもうとっくに捨てているけど、
地唄らしさはもう少し頑張りたいような。
そんなことよりもっと自分らしい唄を探したいような。

続けてるうちに低いところも出るようになると先生には言われるけれども
不まじめな私にはそんな日は当分来ない。



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