三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

本質を突く。

2008年09月22日 | 三味線のはなし
お月見コンサートの翌日は、あっこちゃんと久々に神戸デェトしてきました。

彼女も来年のバースデーライブにぜひ出てほしいミュージシャンの一人。
かぼちゃの馬車のフォンデュを頂きながら、しっかり誘って参りました。
その彼女の尊敬するミュージシャン渋谷毅さんのライブでした。
帰り際に渋谷さんが三味線について一言、
唄のメロディーと同じような感じで弾く、って独特のスタイルだよね、
とおっしゃったのがとても印象的でした。
津軽民謡って、まさにそういう感じなんだけど、音の少なさや薄さなんて微塵も感じない。
あの作り方をオリジナルの唄で生かせたら最高なんだな。


変にオリジナリティを意識しすぎるあまりに、津軽の良さを生かしきれていないのが近頃の私の傾向かもしれません。


その翌日は、相方と稽古で、また秋をテーマに曲を考えてて、
津軽っぽく弾いてみて、という提案があって、
結局そのラインで決まったり。


初心忘るべからず、じゃないですが、
私が本当に惹かれたのは、津軽の音だった。
時に見失ってしまっている、そんな原点をもう一度見つめ直してみよう。
コメント
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