響けブログ
音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。




新装成った銀座ヤマハホールで、矢野顕子さんが、新作「音楽堂」を中心としたレパートリーで、ヤマハフルコンサートグランドピアノCFIIISを操るコンサート。昨日行ってまいりました。ヒビキも行きました。

お客さんも相当の、ピアノ好き。しかもピヤノアキコ好き。という雰囲気。

以前のヤマハホールではね、そこが若い音楽家たちが演奏する「場」でもあって、なんでも下の楽器売り場行って、好きな楽器を持ってきて演奏してよかったんだよー……などのお話も披露されました。

ところで大問題だったのが、先日から自分は好酸球性中耳炎で、どうしてもピアノの生音とか、バイオリンの生音が、「割れて」聞こえてしまい、(しかも左耳だけ)特に割れた下側の音だけが響いて聞こえてしまうため、コンサートでもときどき音程がずり下がって聞こえてしまう。あるいは、左側の、壁に当たった残響や補正音が、本来よりも少し「遅れて」鳴っているように不自然に聞こえてしまうということが時々起こった。耳の不快。ホントに困る問題だと思いました。

しかしこのくらいのサイズのコンサートホールというのは、実にその、濃縮されたお客さんが趣味よく集まって、なかなか素敵な催しになるのだなということが実感されました。

矢野さんというとすぐピアノという話になるけれど、歌がほんとうに素晴らしい。昨日もその素敵な「楽器ぶり」を遺憾なく。歌がメロディだからこそ、"ピヤノ"はコードそして、まるで打楽器のようなリズムを担当することができるのであります。個人的には矢野さんのこの「リズム」が、矢野さんのピアノの中で私がいちばん好きな要素なんだよなあということを再発見いたしました。

ピアノの中にメロディを入れてしまうと、音楽という流れる時間が、ピアノと演奏者の間の空間にたゆたわない。それはピアノの向こう側に次々と書き記されてしまう。矢野顕子の歌とピアノは、ひとりアンサンブルなのでありましょう。バッハ以来の大発明! なんてね。


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