午前中に担当者ニュースを仕上げ。今までのA4から、センターニュースを組み込んでB4サイズにするってのは結構タイヘンだったんだけれども、それなりに落ち着いたもんになったようだ。これで1年間やっていけるな。コンテンツの運営はカズヒロ君に任せてるけれども、「はにかみくん」(センターニュース)、「吉沢のページ」(支部長スペース)、「ニワトリの歯」(これまで通りの担当者ニュース)の3つに分けてトップページで公開。トップページの写真を配達エリア内の「福泉寺」に張り替え。だんだん篠ノ井センターモードになってくるなあ。時間を見て必要な文房具やお菓子を事務キチに買いに行き、北野美術館へ。相変わらずヒマそう。客も5人しかおらず、営業中になってる隣接してるレストランでコーヒーでも飲もうかと思ったけど、人気が全然なくて怖くて行けない(苦笑)。【愛・地球博 週末なのに…出足低調 予想外早くも「策」検討】「愛知万博協会は目標入場者数を1500万人に設定。会期は185日で、単純計算すれば1日8万1000人となる。開幕直後の春休みの週末に目標を超えないようでは苦しい。870万枚がさばけた前売り券は企業や行政関係者に大量に割り当てられており、実際の来場者はかなり少ない可能性もある」←賑わったのは近隣住民を招待した内覧会だけで要は閑古鳥。まあ、(客が少ないから)リニモは順調に運転できてるようだけどね。他にも【こちらもガラガラ パーク&ライド駐車場】「入場者自体が少ないことに加え、車利用を避ける人が多いよう」←“環境”をテーマにしてるということではいいんだろうけど、リニモは混まず、駐車場はガラガラ・・・ってことは理由は明快、来てないんだよ観光客が。天気の良かった今日も「4時過ぎで5万人強」というのが7時のニュースでの報道。大体、最高時の人出は1日15万人と予想してるんだぜ(前田栄作『虚飾の愛知万博』(光文社)P.69)。開幕直後の好天でこれじゃいかに人気がないかわかるってもの。それでもニュースは流行ってる企業パビリオンや【サツキとメイの家】を取り上げ、飲食物を買う観光客を撮影するのみ。そりゃ、これだけ暑くて飲食物の持込が禁止されてれば買わざるを得ないだろ。矛盾に目をつぶる大本営報道ってもんだ。
朝起きてさっそく雪かき。大した降りじゃないけれども、今日は親父のデイケアの日。迎えに来てもらうわけで、先方にも本人にも足元に気を付けてもらわんといかんのでね。午前中はお袋を眼医者に連れて行き、合間に平安堂長野店。昨日オーダーした『32歳ガン漂流エヴォリューション』と『リスク眼力』に【F1速報】で4255円。平安堂を含め、カード払いで暗証番号を確認するところが多くなってきた。セキュリティ上いいことだけどさ、キャッシングなんてしないから、すっかり忘れてたよ(結局、思い出したけれども変更した方がいいかも)。昼飯食べて、ここんとこの体調不良と異動してからの忙しさで行ってなかった中野の接骨院へ。土曜の午後はすいてるすいてる。久々に腰がすっきりしたんで、高山の山田温泉・大湯へ。坂城にも湯さん館って温泉施設があるけれども、古いたたずまいの温泉も捨て難い。接骨院→温泉ってコースはこれからも月1、2度は行きたいもの。近くでおいしい牛肉も食べられるそうだし。高山との縁はこれからも続くな。今日は篠ノ井センターの歓送迎会をやっているのだが、ウチの事情で欠席。再来週には中野でも同様の企画があって案内も来てるのだが、こっちもキャンセル。要介護の親父に何かあった時に酒飲んでては対処できないんで、その辺は仕方ないということで当面、酒席の場や組合の用事は全て猶予させて貰ってる。その時間はウチで「HERO’S」を観戦。準備期間が短かった割にはまあまあってとこかな。イベントを売り込むんだったら、“前田日明プロデュース”を番組で前面に出したほうが良かったんじゃ?やっぱ光ってたのは須藤元気。才能が違うよ、他の選手とは。センターが変わって担当者ニュースのフォーマットが変わったんで、現在、あれこれ組みなおし中。支部長のコメント欄には「ちなみに34歳の加藤晴彦似(自称)です。「氣志團」が大好きで、学ランもしっかり持っております」だと。加藤晴彦はともかく、 「氣志團」とはイメージそのまんま・・・わかりやすすぎ。どうレイアウトして面白く見せるか、頭痛いけど腕の見せ所・・・かな。【 「日本の植民地支配」擁護行為への処罰法案を推進】「ハンナラ党の元喜龍(ウォン・ヒリョン)議員は20日、「日帝強占下反民族行為真相究明特別法」の中の親日犯罪または親日反民族行為に規定している行為を擁護し賞賛する場合、これを処罰するようにする「日帝侵略行為歪曲および擁護防止法案」を準備していると明かした」←根拠のない、歴史の検証に耐えない言説は淘汰されていくもの。検証以前にいくら不愉快だからと言って封殺するのは民主国家のやることじゃない。日本の植民地統治が「民族の誇りを奪った侵略行為」というのと「植民地統治のもたらした影響を(負の部分だけでなく)客観的に検証するという行為」は両立させてこそ、歴史の清算が出来るってもんじゃないか。
昨夜から雪。朝3時過ぎに一度起きると結構な勢いで降っている。中野センター勤務時代なら、こりゃ一大事!となるところだが、今は篠ノ井センター。まして出勤時間は大分遅くなってるから、大分気楽なもの。それでもノーマルタイヤに履き替えた職員は朝、タイヤが滑って大変だったらしいけれども。【雪で高速道事故多発 通行止めも相次ぐ】「この事故や、雪による視界不良で坂城―佐久IC間で上下線とも一時通行止めとなった」←この事故というのは上田市住吉大久保トンネルでの衝突事故だけど、ここ佐久センターにいた頃、よく通勤で通っていた場所でアップダウンが大きいし、凍結するから危ないんだ。佐久方面は”濃霧”で視界不良っておまけがつくから、雪が降らなくても冬場は結構怖い。何とか長い長い1週間が終了。やること山積みでとても担当者ニュース書く気持ちになんてなれないわけで、土日で書く気力が起きるかどうか。【個人情報流出、約3割は従業員関与…国民生活センター】「企業による個人情報流出事故の約3割は従業員などが意図的に持ち出したために起こり、一部は暴力団や名簿業者などに渡って悪用されていたことが25日、国民生活センターの調べでわかった」←“関与”というのは仕事で持ち帰るなどの“持ち出し”も含むわけだけど悪用されれば結果は一緒。生協を含め、企業なら何らかの個人情報は持ってるわけで配達担当者も本当に責任重大!ううん。【2足歩行のタコを確認】「一つは小さなリンゴ大の「ココナツタコ」。6本の足をきつく体に巻き付けてココナツのような丸い形になり、残った2本の足で海底を交互にけって進む「小走り」に近い歩きぶり」「もう一つは頭がクルミ大の「藻タコ」で、長い6本の足を海藻のようになびかせ、2本足でそろりそろりと歩行」←気持ち悪そうだけど、そのビデオ1回見てみたいもんだ。本やタウンにこの欄でも紹介した『32歳ガン漂流エヴォリューション』と『リスク眼力』をオーダー。明日、明後日に目を通すのが楽しみ!さて、体調も戻ってきたし、久々に晩酌と行こう。飲むのはとっておきの木曾地ビール。量は飲まない分、ビールも日本酒も贅沢なもの飲むんだ。量より質、年取ったせいとも言えるわけだけど。
昨日、今日と篠ノ井本部を配達。正直言って本部を配達するってのは嫌なもんだ。知ってる職員はたくさんいるし、職員玄関に荷物を降ろしてれば、必ず誰かと顔を会わせる。担当者ニュースではこのサイトのアドレスも公開してるし、物好きな職員は覗きに来るだろう。それ考えるとやりにくいし書きにくい・・・。坂城と今まで担当していた高山で何が違うか4日間受け持ってきて思うことは、坂城は平坦で、雪の量ははるかに少ない反面、道は狭い上に交通量は格段に多い。今日は18号線沿いの配送で、国道からバックして荷降ろしするところも多い。いきなり行って大型車が飛ばしていくようなところで配達するってのは正直怖い。車のまばらだった高山とはえらい違いだわ。いろいろ対応があって昼飯を食いそびれて力尽きかかった終盤の班で、お茶とお菓子、芋などをご馳走になる。「(風邪でガラガラ声の)喉が治って声が出るようになったら、一曲歌ってくれないか」と言われ、安請け合いしたら、本気らしい。こりゃ来週の配達ではほんとに歌わにゃならんなぁ←と言いつつ、内心ではナニ歌うかセレクトしてるのだがね、実は。以前から、取り上げようと思ってたマイナスイオン。【マイナスイオン 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』】に日本で流行した経緯、業者の主張、メカニズムなど解説されててとても有益。で、「マイナスイオンとは、「ニューロ商品」、「ファジー商品」、「1/f商品」などの過去の泡沫の流行商品と同じように、一見科学的な言説であるが、その実体は疑似科学的な商品であったといってよいだろう」と結論付けられている。だいたいブームで騒いでるのは日本ぐらいのもの、メカニズムも定義も不明とあっては“擬似科学”と言われたって仕方なかろう。安井至さんは【マイナスイオン定点観測】で、 「マイナスイオンドライヤーは・・・オゾン水のために、髪の毛の表面が溶け出して、そしてスベスベ感がでるのだろう・・・髪の毛を溶かすドライヤー。キューティクルがかわいそうなドライヤー」だと。最近でもがんがん宣伝してるマイナスイオンドライヤーのすべすべ感って髪の毛溶かしてるんかい!坂下栄先生の「髪の毛を痛める合成シャンプー」の顕微鏡写真真っ青だな。同じ安井さんのサイトによるとビタミン家電と言うやつが出ているらしい【ビタミン家電の評価】。まあ、こっちがインチキばっかじゃないようだけども。ここでなるほど!と思うことが書いてある、曰く「家電メーカーなどが作る「怪しい製品」は、メディアによって持ち上げれることはあっても、批判の対象にはならない構造になっている。なぜならば、家電メーカーなどは、新聞・テレビの有力スポンサーであり、もしも不利益なことを報道したら、そのメーカーから広告が来なくなってしまうからである」と指摘。批判しようにも「記者の多くは文系大学出身」で、その誤りを指摘するような技術リテラシーを持つ記者はいないからだという。メーカー名指しで検証してる興味深い内容なんで一読あれ。
昼間の雨が夕方は雪混じり、寒い寒い。かすかに中野センターの無線、よく聞こえる長池センター、さっぱり聞こえない篠ノ井センター。むしろ上田や佐久のほうがよく聞こえるな。坂城は山の合間に位置してることもあって篠ノ井の無線は聞こえないのだ。その点では中野の無線が聞こえなかった高山村と似たような状況だね。センターを出る頃には車が雪で真っ白に・・・まさか、この時期に降られるとは。大して積もることはないだろうけど、明日の夕方から再び雪の予報。体調不順なんだから、気温の急速な変化は困るな。【福岡県西方沖地震に関する生協関係の情報【第1報】(2005年3月22日時6時30現在)~被災地の皆様にこころよりお見舞い申しあげます~】「エフコープ生協(本部:糟屋郡)では本部には被害なし。2店舗で商品が散乱、2店舗で天井が一部崩落し、駐車場にヒビが入りましたが、全店営業中です。共同購入事業所では壁のゆがみやエアコン、シャッター外れがありましたが、業務に支障はありませんでした」「グリーンコープ生協福岡・北九州(本部:福岡市) では共同購入事業所と店舗で事務用品や商品の散乱はありましたが、全店営業しています」←地域生協や医療生協、大学生協、学校生協でも大きな被害はなかったのは不幸中の幸い。中西準子さんのサイトで毎日新聞編集委員・小島正美氏(男性である)について触れていたので、思わず一読。【雑感297-2005.3.22「リスク眼力」 】小島氏はマスコミにおける環境ホルモン報道の“立役者”。リスク論を唱える中西さんとは対極に立つ人だったはずだけれども、ここで紹介されてるのは小島さんの最近出した本のあとがきで「人への健康リスクがほとんどないのに、違法な食品添加物が含まれているという理由だけで食品が次々に廃棄されてゆく。遺伝子組み換え作物という理由だけで試験栽培をも規制する動きが出てくる。ダイオキシンという理由だけでどんどん焼きが中止になる。こういう例を見ていて、リスクの大小を考えることがとても重要だと認識するようになったのだ」と書いているという。あの小島さんが?市民運動寄りで環境ホルモンのリスクを説いていた小島さんが?98年にピークを迎えた環境ホルモン問題(中西さん流に言えば“空騒ぎ”)で市民派の文献をかき集めたオレとしても海外の文献を読みこなして紹介する小島さんの筆致は当時ずいぶん頼もしく感じたものだった。物事を突き詰めて考える中で自分の考えを軌道修正していくのは勇気のあることだと思う(立場を変えた最近の小島氏はNON・GM活動家の安田節子さんに厳しく批判されている)。俺のリスク問題の考えを変えさせてくれたのは中西さんや安井至さん、あるいは日垣隆さんであったのだけれども、その中西さんも「振り返ると、私も70年代は、危険派だったのだ、それが、いくつもの問題にぶつかるうちに、これではダメだと気づき、リスク論に到達したのである」と書いておられる。考えを変えることは悪いことでない。小島さんの軌跡を知って、毎日こんなヘボ日記を書いてるオレも意を強くしたんである。