HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

お客さんたち

2013年02月28日 | レッスン日記(小中高生)
Hちゃん(年中):
先週、電光に打たれたかのように音符&指&鍵盤が一気にリンクし、突然にピアノがスラスラ弾けるようになったHちゃん。
中央ドを中心にして、左右に広がる音域の使い方が しっかりと把握できました。
ちょうどもらった新しいテキストには、知ってる歌がたくさん出ています。
「知ってる歌がいっぱい弾けたよ」と喜んで弾いていたのですが、次のページをめくったら、テキストは新しい課題へ。
「左手を低いドレミファソに置きましょう」と、ポジションが移動になってしまうのです。
一応、「今度は この場所にお引越しするんだよ」とHちゃんに説明したのですが、せっかくマスターした「中央ド方式」も、もっと堪能させてあげたいな、と思っています、というのが、先週の日記でした。

1週間後の今日、先生は、教室にあるいくつかのやさしい歌の楽譜を取り出して、Hちゃんを待ちました。
Hちゃんがじょうずに使えるようになった、中央ドの音域で弾ける歌ばかりです。
そうしたら!

なんとHちゃんは、新しいポジションでの左手の弾き方を、なんとなくではありますが、理解したようなのです。
「『かっこう』りょうてでひいたよ!」
と、両手ユニゾンで「かっこう」の歌を、いっしょうけんめいに弾いてる!
新しいポジションというのは、左手が右手の1オクターブ低い位置でドレミファソ、と弾く、というものです。
左手は5の指から順にド・レ・ミ・ファ・ソが割り振られ、右手とまったく逆の指使いをしなければなりません。
先週、ちょっとだけ説明してみたときには、とても難しすぎて理解を超える、といった反応だったのに、1週間の間にどこをどう手がかりにしたか、その左手の指を 何とかモノにしてしまっているので驚きました。
まだ、楽譜を正確に読み取って弾いているのではないようですが、ある程度のカンとこれまでの知識を総動員しながら、どうにかこうにか曲を読み取っているらしい。
すごい。
これなら、もう新しいポジションでレッスン進めていけそうだ。

すごいねー、とほめると、
「じゃ、コンサートみたいにする?私、お辞儀するから、お客さんだれにする?」とはりきるHちゃん。
ソファの上に、ありったけのぬいぐるみを並べ、その「お客さん」たちに向かって深々とお辞儀をしてから、「かっこう」を弾きました。
この半月ぐらいで大ブレイクしてるHちゃんです。
来週はどんなワザを見せてくれるんでしょうか!

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