酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

ホヤのいた日。

2013-01-26 | 酒風景
いつもの「川わき」で。隣にはいつもの友人デザイナーTが。

いつもとちょっと違うのがカウンター席にある冷ケース。


おお、それは麗しのホヤ様では御座らぬか。
珍しいねえ。では、これを刺身で。


おお、ずいぶんと身が赤い。
ホヤもいろいろ居て、これは身の色が赤い種類だとか。

それにしても、この独特な食感、味。これを旨いものと位置づけたお方はなんと偉いことよ。
実はその正体。貝類なのか、タコやイカの類なのかも知らない。栄養があるのかどうかも知らない。だが、無くても寂しくはないが、そこにあればきっと食べたくなる魔性の生き物である(ただ三日続けては食べない)。

なんにせよ、ホヤのある日に訪ねることが出来て幸運であった。


風邪を引いていると言ったら、だったらコレだねと作ってくれた特性チャーハン。


焼豚、ニンニク入り。なんだかんだで、これを作るマスターは楽しそうだったりする。

おかげで昨日より、幾分体が楽でござる。

しょうゆ焼きそば

2013-01-25 | こしらえた話。
焼きそばは良い。
それ自体で腹を満たせる上に酒にも合う。

あえて言わずとも、我が家の食卓の場合、酒に合うかが献立の決め手なのだが。


さて、けっこう焼きそば率の高い最近であるが、今回は醤油味で。


淡く醤油風味を引き立てるため具は少なめ。野菜はキャベツのみとし味のあるポークウインナーでインパクトを。味付けには酒とめんつゆを使い仕上げにごま油を数滴。というのが自分流だ。

酒に合うかどうかという点については、ややあっさりと仕上げれば酒を選ばない。ビールでも日本酒でもお好きにどうぞという感じだ。

という楽しい夕食であったが、今朝は少し気が晴れない。


イマジカBSから録画して観た「K-19」が、あまりに切ない。潜水艦の映画は元来シュールなものが多いが、あれはシュールを通り越して「リアル」であった。

白子を肴に

2013-01-24 | 酒風景
鼻がつまって眠れぬ。そのくせ水のような鼻汁がツツっと出てくるし。
あまりにも鼻炎がひどいので早朝、病院へ。
結局のところ、多分アレルギーといわれ、あのシュ~っていうのを吸引し、薬を処方されて終わり。

さて、

いつもは湯豆腐やちゃんこのパワフルな具として羨望のタチ(秋田ではダダミ)であるが、それそのものをメインにしたという話。


すり身とともに煮て汁物ふうに。

タチは最後に入れて火が通ったあたりで、レアな感じを頂く。

日本酒のあてに、これがどんなに旨いかについてはこれまでに何度となく叫ぶが如く語ってきたが、毎度毎度、堪らないのである。



鼻づまりは特に夜がひどいのだと、医者に訴えたら、そりゃ酒を呑むからだと一蹴。アルコールによって血流が多くなると鼻がつまるのだそうな。

そんな話はたしか聞いたことはある。迷信と思っていたら医学的に根拠があったとは。

思えば、昨日はタチがあまりに旨くて、熱燗もいつもよりはかが行っていたような気も。いや、気も、ではなく事実、量が過ぎたかも知れない。
どうりで、いつもより鼻の具合が悪いはずだ。

恨まれるブリ。

2013-01-23 | 酒風景
なぜブリが恨みを買うのか。

本当はブリ大根と文字を打ちたかったが「ブリだ遺恨」に。このパソコンは困ったものである。
ビジネス用の変換ソフトを積んであるのだが、ビジネス用語には強くても食べ物の名称は苦手なご様子。


ブリだ遺恨を食べながらの晩酌。少し冬の風流について語ろうかと思ったが、

なんだかやる気がどこかへ(笑)。

ふわふわさくさく。

2013-01-22 | 酒風景
という触感の山かけを拵えた。


マグロは味濃いめなヅケにして、それに長芋を。
長芋は包丁で粉みじんにたたいたもの。擂っていないので、正確にはとろろとは呼ばない。
やたらネバネバしていないので食べやすく、酒の肴には、山かけはとろろでやるより、この方が良いような気もしているのだった。食べるとふわふわとしていて、それでいて長芋のさくさく感があって酒に合うことはもちろん、喉越しも愉快である。

喉といえば、昨日から喉と胸のあたりに違和感。
咳をすると少し痰がからむような感じ。世間ではこれを風邪の引き始めというのか。

たぶんタバコを吸ったら不味くて仕方ない、そんなコンディション。タバコを吸う人には分かると思うこの感覚(なぜなら自分はもとスモーカー)。喉が痛くてもタバコを吸いたいというのが悲しいクセなのだが、皮肉なもので、タバコでコンディションが分かるというか、だんだん美味しくなっていくことで、ああ喉は治ってきてるんだなと実感したり。

喉が痛くなるとそんなことを思い出す、禁煙して、あれ?もう何年だ。