酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

旬な肴で。 酒は男山。

2015-05-28 | 酒風景
わらびを食べたいなと星に願えば、
叶うときには叶うもので、

手に入った、採れたてわらび。
しかもアク抜きしてあるよというので即食べる。


ほんのり生姜、たっぷり鰹節、うっすらポン酢で。

堪らん。わらびってこんなに旨かったっけ。
というくらい旨かった。

と、やもたても堪らず頬張った後に
気を取り直して酒。


男山(旭川)あやか 発泡性純米原酒 Alc.8%
近頃流行りの微発泡日本酒は、男山でも造っていた。先日、蔵元売店で買っておいたもの。


透明感ある薄濁りが美しい。

濁ってるのに透明とはこれ如何に。
巷に出回っている物のいくつかには、薄濁りといってもただの「白濁」なものが多いのだが、
それに比べると同社のはオリが繊細なのか、
どうも違う気がする(単なる贔屓でしょうか)。

テイスティング。
甘さ抑え目ですっきり感もあり、日常的に日本酒を嗜む者にも受け入れられそう。
近頃の発泡性日本酒は、ターゲットを女性や日本酒初心者としていて
そのため、低アルコール、淡麗、ほんのり甘い。
といいつつ、うわべだけ淡麗な甘い酒が多い(甘いというより旨みがないとも)のだが、
同社品は酒の旨みを確実に残しつつ淡麗。
これならビギナーにも日本酒の良さを分かってもらえそうである。

5月にしては暖かな宵のはじめ。
早めに仕事を終えたそんなとき、身体を爽やかに癒してくれる、そんな酒だった。

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