BlackPink「ジス」、イム・ヨンウンに並ぶ歌手に…?
BlackPink's "Jisoo" to become a singer alongside Lim Young Eun...?
BlackPink's "Jisoo" to become a singer alongside Lim Young Eun...?
★ 第4世代音楽のキーワードは、ひと言で括ると郷愁(nostalgia)ということになりそうである。
K-POP発展の流れをかいつまんで要約すると、第4世代以前の音楽は百貨店(デパート)スタイルを少しずつ分岐させていった過程だったかと理解する。
世界中から入って来る文化や価値観、物を集めて百貨店(デパート)ができた。
何でもある百貨店に大衆が魅せられ、大挙して押しかけていったのは当然だ。
実用品から高級品まで何でも揃ってるのだから。破格値の宝石や名画だって百貨店は売り場を持っていた。
比較的短い期間でグローバルな人気にたどり着いたK-POPは、音楽の百貨店(デパート)スタイルから、専門店色の強い
スタイルに移行し、そこが成熟しきって頭打ちになったところで、回帰の検証を始めるに至った…そのきっかけを生んだのは”新型コロナの蔓延”だったんじゃないか(?)、と自分は見ている。
世界的な人や物の流動が強制的にストップをかけられたのだから。
裏返せば、世界中の国々はスピーディな競争に後ろを振り返る機会を持つことが出来なかった。
チラ見で気にはかけていたが、足を止めることは出来なかった。周囲に置いてけぼりにされるのは誰しもがいやなことだったからだ。
しかし、まとまった時間を与えられてみると、あらゆる部門、あらゆる部分に不具合や緩みが発生していた。
発展ばかりに気を取られていたK-POPもそうだったかもしれない。
第4世代ガールズの音楽がK-POPの発展過程に目を向け、郷愁(nostalgia)の音楽を引きだすに至ったのは”ただの偶然”ではないだろう。
第4世代と目される有力ガールズは、いずれもそこに着目していたはずだが、音楽でそのスタイルを打ち出してデビューしてきたのは”NewJeans”だったと言えようか。
立て続けに楽曲を送り出してきたのはずっと前にダッシュをかけたかったのだと見たい。
”NewJeans”の登場で方向性は明確なものとなったようである。
ジス(BRCKPINK)のソロデビューもその線に沿っていたことに驚きを覚えている。
ジェニからロゼ、リサと続いたBRCKPINK勢のソロデビューは、少しずつ欧米風のポップスに寄っていってるように見えたのに、ジスのソロデビュー曲はジェニのものよりもっとアジア的、いや、もっと具体的に言えば韓国風な音楽のニュアンスすら帯びている。
やや、エジプト風な音調も感じられるのは、シルクロードの物品を受け入れていた新羅時代の楽器の名残りを残すものなのか…?
今風なドライさで理解するなら、韓国のブリンクや大衆にアピールする狙いもこめられてはいるかもしれない。
ただ、JISOO のソロ曲”꽃(FLOWER)”M/Vから感じられるのは、アジアの、具体的にはトロットを含む韓国の根を持つ音楽のイメージを持っている。
韓国を代表するイム・ヨンウン同様、韓国を代表する女性ソロ歌手ジスが誕生するかもしれない可能性すら感じるほどである。
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