ひーさんの散歩道

道には、様々な歴史や文化が息づいている。
歴史に触れ風景に感動し忘れていた何かを探したい。

あわや墜落・・・?

2007年08月01日 17時19分21秒 | 海外の散歩道


『ゴー   けたたましいジェット機の逆噴射の音が客室に響き渡った。

ホノルルに着いたのだ


僕は眠い目をこすりながら、お客様をimmigrationへと誘導した。


まぁ、誘導しなくても勝手に入国審査に着く分けだが、端っこのサテライトだとバスに乗ることもありえる。


私達は、御多分に漏れず観光へと空港を後にした…


団体旅行でアーリーチェックインは、時間も金ももったいない。


観光が終わって、ツアーデスクで打合せをしていると


『添乗員さん風が強いようなので、帰国日の前日にフライトの確認をしに来て下さい


}『ハイ{わかりました。前日ですね。』


確かに着いた時からいつもより風は強かった……


心配でツアーデスクには毎日一度は顔を出してた。


ある日、ツアーデスクに沢山のお客様がオプショナルツアーの申し込みに来ていて混雑している所に顔を出してしまった。


すると……

『丁度いいところに来てくれた、手伝って{

『ハァ

『いいから、いいから早く


僕はカウンターの中に引きずり込まれてしまっていた。


『トゥルルルル~・トゥルルルル~』


『添乗員さん電話出て


『俺がですか


『早く


『Hello……』

受話器の向こうからは、ベラベラと英語が聞こえる

OPツアーの最終確認のようだ。

僕は、今忙しいからコールバックすると伝えた。


こんな具合に、散々こき使われ

僕は逃げるように部屋に帰った。


帰国前日…

『明日のフライトは予定通りです。』と言われた。


帰国当日、やはり風は強く吹いている……

風が強い日のフライトは何度か経験していたが、かなり辛い物がある。


僕の脳裏には、かすかな不安が横切った。


ほぼ満席の飛行機は離陸を開始はじめた。

機体は真っ直ぐ上昇を始めながら、左旋回をはじめた………

その直後だった


突風にあおられた機体は、左に傾いたまま ドンと高度を下げた。

まだまだ上昇しなくてはいけないのに、
もう一度、 ドンますます高度が下がった。

すると、もう一度……}

合計3度に渡り、降下……

斜めになった機体の左の窓には、なんと海面がすぐそこに見えている。

僕は、もうダメかと思いスケジュール帳の余白に遺書を書こうと準備をした。


僕の斜め前に居たアメリカ人らしい若い男性は 『oh!my god』と、叫んでいる。


機内は騒然としてしる…………

前を見ると、やや機首が下がっているように思えた。

機体は、水平に立て直し、低空飛行を保ちながら徐々に高度を上げていった。


かなり時間は掛かったが、正常な高度まで復帰し、無事成田に着くことが出来た。


あれが、海だったからいいものの、昔の香港の啓徳(カイタック)空港の様な都心や山だったら今頃、この世には居なかったのかも……


あの時のパイロットに感謝したい…


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2 コメント

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高高度での (あーさん)
2008-03-11 00:17:42
エアーポケットは何度も経験しましたが
コレはきょわ~い!

無事でヨカッタヨカッタ音符
あーさんへ (ひー)
2008-03-11 08:29:39
あの恐怖は忘れられませんね。
エアーポケットだと高度が高いので何とかなるだろうと思うのですが、あの時は上昇してすぐでしたからねぇ。
最近、横風の着陸でニュースになりましたが、私の同僚も苦い経験してます。
表現が文字で出来ないので記事にするのには難しいのですが、書いてみようかなぁ?

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