JUNの日々つぶやき

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なつかしい気持ちに誘われて・・・

2012-11-19 23:10:53 | Weblog
ちょうど、中学生か高校生の頃・・・。
池田理代子さんの『オルフェウスの窓』という作品を読みました。
このお話は、とっても長くて(連載期間が…)
最後まで読み切れなかったんです。

20歳過ぎたころ、どこかでこの作品をさーっと読みました。
ふむふむ、こうなってあーなったのかとあらすじを追った感じでしたが、よくよく深くは読めていなかったんですね。
そのまま長い時は流れて・・・。
今年に入って池田理代子さんの『ベルばら』40周年という本が出ていて、中学生のころ読んではまった懐かしさから買い求めました。

いろいろな作品を書かれて、長い歴史を感じましたが『ベルサイユのばら』も懐かしかったのですが、
『オルフェウスの窓』がやっぱり読んでみたいと思い、先月結構品揃えの良い本屋さんに行って、連載を読んでいなかった2部以降を大人買いして読み始めました。
何回か読み返すと、昔読んだ感じとは違っていていろいろと感じるものがありました。
作者がきっと深く思って描いた部分が若いころはわからなかったのでしょう。この年になってみればちょっとはわかる、共感できる感じがありました。

それにしても歴史ものと言ってもロシア革命、日本でいえば明治維新のような激動期の中で生き抜いていく人々に思いをはせるにはあまりにも今の自分の置かれた状況と違っていて悲しかったですね。
日本もそうでしたが、変わるときには悲しい命の現実があったのですね。昔はあまりそこまで思わなかったなぁ…。

自分が生きてきて、考え方や経験したことから、どれだけ変わっているのだろう?という気持ちで読みました。
はっきり自分の上で現実だったこと・・・。それは老眼が進んでいて、焦点を合わせるのに苦労してます。これはこの作品に限りませんね。昔はそんな苦労がなかった。。。

なつかしさから『オルフェウスの窓 1部』を読みたくて、本を探し回りました。
最初に全部買えばよかったのですが、このシリーズはもう絶版になってるそうで・・・。
私が買ってきたものは残り少ない一冊づつだったのですね。
でも、一冊そろわないんです。とっても素敵な別れのシーンがある巻。
この別れのシーンで私はミモザが好きになりました。これも思い出・・・。見つかるかなぁ…。


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