昨年７月に独立した南スーダンの国連平和維持活動（ＰＫＯ）に参加する陸上自衛隊の先遣隊員ら３４人が１４日、成田空港から出発した。
陸自などによると、隊員らは同国の首都ジュバなどで道路の修復作業や、国連との調整にあたる。陸自は順次、部隊を送り込む計画で、３月下旬までに約２４０人が活動を開始する。現地支援調整所長を務める 生田目 ( なまため ) 徹・１佐は、「多くの日本人の思いを現地に届け、それを形にしたい」と話していた。
今回のＰＫＯ活動の舞台は、日本と環境が大きく異なるアフリカの内陸国。この日は家族ら約３０人が見送りに訪れ、「体に気をつけて頑張って」と民間機に乗り込む隊員に手を振った。【YOMIURI ONLIN】
国内はまだ不安定と聞く、元気で帰還することを祈りたい。