ペリーノ米大統領報道官は21日の記者会見で、ブッシュ大統領が2001年の一般教書演説でイラクと並んで「悪の枢軸」と名指ししたイランと北朝鮮について、「核兵器計画を完全かつ検証可能な形で断念するまでは(当時と)同じ分類に留め置く」と述べた。
「悪の枢軸」演説は「善悪二元論」に基づく世界観を強調し、単独行動主義に傾斜した第1期ブッシュ政権の政治的標語として有名になった。しかし、イラク開戦の「大義」とされた大量破壊兵器が見つからず、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議が始まったことなどから、政府高官が言及することはほとんどなくなっていた。
報道官は北朝鮮に関し、多国間の「外交努力が一部、実りつつある」と述べる一方、イランはウラン濃縮活動停止に応じていないと批判した。(共同) 【産経ニュース全文】
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北朝鮮の進まぬ核廃絶の検証ののらりくらりに、行を煮やしかけて来たブッシュ大統領。核処理・保有状況等をあいまいにして、経済エネルギー支援だけを要求する北にやっと気がつき始めたような気がする。
任期を前にして強いリーダーシップを覗かせ懸案事項を解決しなければ今までの業績は何も残らない。
拉致問題はどうかというと、日本の反感と不信感を残したままでは同盟国の大統領を離れる事はできないだろう。
6カ国協議では、北朝鮮への経済エネルギー支援の話が出た。しかし日本政府としては、拉致された日本人がまだ北朝鮮に残されている状況であるし、北朝鮮から「進展」にあたる行動が見えてこない以上、支援はできないのは当然のことだろう。
孤立化どうのこうのといういう事を言われても国益第一に考えての行動を望みたい・・・・・
拉致問題で屁が臭いとは穏やかでないですね。
全体が臭くなっているのでしょう。
にんにくでも食べて誤魔化すしかありませんね。