五輪=女子柔道48キロ級の谷が準決勝敗退、銅メダルに終わる(ロイター) - goo ニュース
[北京 9日 ロイター] 北京五輪女子柔道48キロ級の試合が9日、北京科技大学体育館で行われ、谷亮子が準決勝で敗退し、銅メダルに終わった。柔道では男子60キロ級の野村忠宏以来、女子柔道では初となる3大会連続の金メダルを目指したが、準決勝でアリナ・ドゥミトル(ルーマニア)に指導ひとつの差で敗れた。
谷は3位決定戦に勝ち、3位を確定。
今回で5大会連続の五輪出場。バルセロナとアトランタの決勝において2回連続で敗れた後、「最低でも金」と臨んだシドニー大会で金メダル、結婚後のアテネで連覇を果たした。2005年末に長男を出産した後、初めて出場した国際大会の07年世界選手権では「ママでも金」を達成。今大会も女子柔道初となる柔道3連覇を目指したが、夢はかなわなかった。
「これからは主婦をしたい」銅メダルの谷、引退
示唆 【産経ニュース】
銅メダルに終わった柔道女子48キロ級の谷亮子(32)は試合後、今後の身の振り方について、「家族のサポートなくして、チャレンジはなかった。これからは主婦がしたい。終わったばかりなので決められないが、みんなと相談して決めたい。母として五輪出場できるとは夢にも思わなかった」と述べた。
世界の壁はそう甘くなかった。母となった谷としては残念の一語につきる思いが伝わってくる。
しかし、世界で3位のメダルを獲得する実力で引退は未だ早いと思うが、母として・気力の問題もあり、決心するのは本人の意思でありそうも言っていられないだろう。
ただ、日本の先陣を切ってのメダル獲得にご苦労さんとねぎらいたい・・・・。