芳野星司 はじめはgoo!

童謡・唱歌や文学・歴史等の知られざる物語や逸話を写真付でエッセイ風に表現。

ツッコミック 「面倒くさいので不起訴!」

2023年05月06日 | 新・民話
 最近は「起訴見送り」「不起訴」が多い。

警察が現行犯で逮捕しても、被疑者は「黙秘」「供述拒否」「知りません」「やってません」「事実無根です」で日はどんどん過ぎていく。
やがて拘留期限も迫り、検察官は「面倒くさいので不起訴処分」
耳目を集めた事件でも報道では「不起訴の理由は明らかにしていません」

 
こうして飯能美杉台で、度々被害者の車に執拗に傷をつけていた男が、警官たちの張り込みの最中に現行犯で逮捕された。男は黙秘、供述拒否。
そして検察官は「その男を不起訴とした。


やがて男はその被害者宅の一家三人を撲殺した。
警察はすぐに「あいつだ」と思っただろう。男は逮捕されたが、「知りません、やっていません、何のことだか分かりません、身に覚えがありません」

あの時、男を不起訴にして野放しにした担当検察官は、不起訴にした理由を記者会見を開いてでも明らかにすべきだろう。

「不起訴にした理由は、車を傷つけたくらいは 軽微な事件」「それにやってません、知りません、身に覚えがないと言い続けている。警察は手柄のための狼少年だったのではないか。とにかく、面倒くさいので不起訴!」だったのではないか?

京都で、資産家の息子でその資産と不動産業を継ぎ、お茶屋を経営する男が、知人の女子大生を薬物で毒殺した容疑で逮捕された。しかしずっと黙秘。
和歌山の漁港で選挙遊説中の岸田首相に手製の金属弾を投げて現場で取り押さえられた男も、ずっと黙秘、供述拒否。
そのうち、精神疾患、精神耗弱で「不起訴」「野放し、お解き放ち」を勝ち取るのかな。


あの甘利を不起訴にした検察だからな。検察は正義ではないのだ。検察はとにかく忙しいのだ。麻雀にも誘われてるしな。面倒くさいから「不起訴処分」!?



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