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寂しくなるね・・・

2011-10-07 13:22:41 | 出来事

また今日ひとり、ご近所さんがいなくなります。

1人暮らしのおばあちゃんが、娘さんと一緒に暮らすために、ここを離れます。

 

ずっとおじいちゃんと2人で暮らしてきたけれど、この夏おじいちゃんが天国へ行ってしまったので

おばあちゃんは1人になってしまった。

おばあちゃんもあんまり体の具合が良くないので、娘さん2人で交互に来て、面倒をみていたけれど

お二人とも、とっても遠いところに住んでいるので、おばあちゃんを説得して

「寒い間だけ。」 ということで、連れて行くそうです。

でも、なにせご高齢なので、きっと行ったきりになるんでしょうね・・・

 

寂しいですね・・・。

うちにもちょこちょこ、髪切りに来てくれた。

パーマかけたこともあったな。

終わってから、みんなでお茶飲みながらお話したり・・・。

そんなお客様が、また1人いなくなる。

 

私がここに嫁いで来てから、20数年。

来たばかりの頃は、まわりにも家がたくさんあり、みんなちゃんと住んでいて

お店もいっぱいあった。

でも今は、お店はほんの数軒になり、住んでいる人も少なくなり

家も取り壊されたりして、妙に空き地が増え、とっても寂しい町になってしまいました

どーなるんだ! 出雲崎

この先、ここでずっとこの仕事がやっていけるのか、とっても不安です

でも、どこかに移転できるわけもなく、出雲崎大好きなNo.2さんが、出て行くはずもなく

やっぱり、人口が減ろうがどうなろうが、ここでやっていくしかないのです。

どうか皆様、出雲崎のお店を存続させるためにも、地元のお店に少しは目を向けてください

こんな小さな田舎町で商売していくには、地元の方にご利用していただくほかないのですから。

小さな商店と、大きなスーパー比べてみてもしょうがないじゃないですか!

品揃え、値段、サービス・・・同じにできるわけないでしょ。

だからといって、まるっきり地元のお店を利用しなくなると、お店はやっていけなくなって

廃業するしかなくなります。

私たちの商売だって同じです。

1500円でカットなんて、できるわけないです。

仮にやったとして、今の3倍お客様が来てくれないと、やっていけません。

そんなこと、こんな過疎の町でできるわけないし、そんなことしたら

今、うちがいいと言って、来てくださるお客様にご迷惑がかかります。

そりゃ、今、どこの家も経済的に苦しいのはわかります。

我が家だってもちろんそうです。

だから、ときどきでいいです。

思い出して、たまには行ってみようかな~?

と、半年に1回でも、年に1回でも、みなさんが地元のお店のことを思って来てくだされば

なんとか続けていけます。

でも、まるっきり地元のお店に行かなくなると、本当に地元のお店はなくなります。

私は、5年後、10年後の出雲崎の姿に本当に、危機感を持っています。

はたしてこの駅前にどのくらいお店が残っているのか?

出雲崎にどのくらいお店が残っているのか?

そしてそれは、本当に地元にお店が必要になった時、困るのは誰でもない

私たち出雲崎に住んでいる者だということ。

買い物難民となり、不自由な生活を強いられることになりかねません。

 

どうか、皆様の優しいお気持ちを、この地元のお店に少しでも、分けてやってください

 

ご清聴 (?) ありがとうございました

 


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